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ツバメの巣材とり

田んぼの一角にツバメが巣材を集めに来ていた。辺りは水が引かれていない乾田だが、そこにはイネの苗床が作られていて、周りに泥濘が出来ている。泥と枯草が手に入る場所がここ以外に無いのだろう、入れ替わり立ち代わりでツバメがやって来ては、嘴に泥と枯草を銜えて集落の方に飛び去って行く。

近年、ツバメが激減しているという。原因の一つは、泥や枯草などの巣材の確保が難しいこと。道路はアスファルトやセメントで舗装され、農耕地以外で土を見るのは困難だ。それに、農耕地の水路の水は無用に流れないように管理されているから、昔ながらの素掘り水路のように泥濘が始終出来る場所が無いので、農耕地といえども簡単に泥が見つかる訳ではない。泥の確保ばかりか、建物の壁が泥の付きにくい素材が多くなったことも、ツバメの巣作りを難しくしているらしい。

撮影:2012.5.19 /Nikkor AF-S ED600mm F4DⅡ+TC14EⅡ
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# by escu_lenta_05 | 2012-05-19 18:44 | 野鳥 | Trackback | Comments(1)
よっこらしょ

鉢植えしているオニユリの葉に、ナメクジの食痕に似た舐め取ったような食害がある。どうやら今年も、あれが発生したようだ。さらに、今日は葉の先から3㎝ほどが喰われている。その葉の裏を見ると、虫の糞にそっくりの褐色の塊がくっ付いている。やっぱり、あれの正体はユリクビナガハムシの幼虫だった。
先日は、オニユリの茎の頂部にユリクビナガハムの成虫が潜り込んで葉を食べていた。憎々しいことに、幼虫も成虫も寄って集ってオニユリの葉を食害しているのである。

ユリクビナガハムシはどのような生活史なのかと調べてみた。成虫で越冬し、春に産卵するという。孵化した幼虫は一月ほどで羽化する。ということは、越冬した成虫と、その親から春に生まれた子供が、一緒になって葉をもりもり食べている最中ということである。
さて、ユリクビナガハムシの幼虫が、よっこらしょ(うんこらしょ?)と大きな、そして臭そうな糞をわざわざ担いでいるのは、わが身を糞に見せかけて天敵から免れるためである。糞はもちろん自分の排泄物だから、正真正銘の虫の糞である。
糞ころがしのスカラベの幼虫は、親が動物の糞を集めて作った幼虫の餌兼用の棲家で、否応なく親からあてがわれた臭い糞の中で暮らしている。とこらが、このユリクビナガハムシの幼虫は、自らわざわざ糞に塗れた暮らしをしている訳だ。人の目には、臭そうで気持ち悪そうだが、この幼虫にとっては、身の丈にぴったりの安心・安全の防護服なのである。

撮影:(上)2012.5.18 / NIKKOR ED70-180mm F4.5-5.6D
(下)2011.12.16 /Micro-NIKKOR 105mm F2.8D

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# by escu_lenta_05 | 2012-05-18 14:53 | コウチュウ | Trackback | Comments(1)
アオオビハエトリ

鉢の縁にハエトリグモがちょろちょろしている。アオオビハエトリだ。レンズを向けると、直ぐに身を隠してしまった。暫く待っていると、黒くて大きな丸い眼でこちらを穿がっている。

他の鉢にもやはりアオオビハエトリが止まっている。こちらはザリガニの威嚇のように、前脚を開いて高く振り上げたり、お尻を鯱のように持ち上げたりを繰り返している。その10㎝程前方に別の個体がいた。どうやら雄が雌にプロポーズのダンスをしている最中らしい。

おやおや、他の鉢にもアオオビハエトリが。こちらはアメイロアリを捕えてお食事中である。アオオビハエトリは姿がアリに良く似ている。動きもアリの様である。アリに同類だと思わせ、油断している隙に捕獲するのだろうか。
しかし、我が家の庭は余程アオオビハエトリに気に入られたようだ。

撮影:2012.5.16 / Micro-NIKKOR 105mm F2.8D8
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# by escu_lenta_05 | 2012-05-16 17:51 | クモ | Trackback | Comments(1)
ヒゲコメツキ

セイタカアワダチソウの若株の葉影にヒゲコメツキが止まっていた。大きな立派な触角が様になったコメツキムシの仲間である。子供に人気の昆虫の条件は、かっこ良くて、大きくて、手で触れることだろうか。
ヒゲコメツキの体長は3㎝に満たない。せめて1,2㎝大きかったら、かなりの人気者になれたかもしれない。ただし、写真の様に櫛ひげ状なのは雄のみ。雌は特徴の無い糸状だ。仮に大きくても、カブトムシやクワガタムシ同様に、やっぱり雄に人気が集まってしまうだろう。

撮影:2012.5.8 / NIKKOR ED70-180mm F4.5-5.6D
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# by escu_lenta_05 | 2012-05-15 18:14 | コウチュウ | Trackback | Comments(2)
オドリバエ

交尾している昆虫かと思えば、そうではなかった。近づいて良く観ると、オドリバエの一種がメスアカケバエ?の雄を捕えているのだった。
オドリバエはムシヒキアブと同じく、他の昆虫を捕獲して餌にするハエの仲間だ。先日のサシガメ類のように、獲物に長い口吻を突き刺して、体液を吸うのである。
オドリバエ類は婚姻贈呈という習性が良く知られている。求愛する雌に、雄は捕えた獲物をプレゼントする。そして、雌がそのプレゼントの獲物を食べている間に交尾する。今度は、是非そんな場面を写してみたいものだ。

撮影:2012.5.5 / TAMRON SP AF Di 90㎜ F2.8
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# by escu_lenta_05 | 2012-05-14 18:27 | ハエ・アブ・カ | Trackback | Comments(0)
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