ニガイチゴの花にハチが来ていた。
見るとニホンヒゲナガハナバチである。
名のように髭(触覚)の長いのが特徴のハナバチである。
前翅よりずっと長い触覚を持つハナバチに、
他にシロスジヒゲナガハチというのがいるが、
これとの区別は、前翅の上部中央にある小さな翅脈の囲い(肘室)が3個であれば本種で、
2個ならシロスジヒゲナガハチである。
さらに似た種にミツクリヒゲナガハナバチがいるが、
こちらは体がより小さく、触覚がこの2種より短く前翅より少し長い程度だ。
ニホンヒゲナガハナバチをスタンダードに覚えておけば、
3種のヒゲナガハナバチを覚えられるという訳である。
ハチの写真をアップすると、
良く「刺されて危ないから注意して下さい」と言ったコメントを頂くが、
アシナガバチ類やスズメバチ類以外のハチは、
手づかみしない限り刺されることはない。
もし刺されたら、手づかみする方が悪いのである(笑)。
大概のハチは近づいても襲ってくることはないし、
寧ろレンズを近づけると逃げられることの方が多いから、
ハチは怖いものと決めつけずに、近づいてじっくり見てみると
面白い発見があるに違いない。
是非近寄って観察してみて下さい。
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