近くの里山で田植えが始まった。
田植えと言えば早苗。
早苗と来れば、蜻蛉の好きな人にはサナエトンボの仲間を連想する。
名の通りに、サナエトンボの仲間は早苗の季節に姿を見せる種が多い。
その中でも、コサナエ属(Trigomphus)はトンボの中のトップバッターとして早春に羽化を始める。
近くの里山ではフタスジサナエ、オグマサナエ、タベサナエがそうである。
しかし、サナエトンボの仲間は年々減少しているようで、
オグマサナエは環境省のRDBの絶滅危惧Ⅱ類(VU)、フタスジサナエ(写真)は準絶滅危惧(NT)に指定され、
タベサナエも11の県でRDBに指定されている。
近くの里山で出合うコサナエ属のサナエトンボ類は皆貴重な昆虫と言う訳だ。
と言うよりも、昔ながらの里山の自然を頼りに生きて来た昆虫の多くが、
生存の危機に晒されていると言うことだろう。
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