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ヒロオビトンボエダシャク

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久しぶりに、春にヤママユガの幼虫を見つけた里山を歩いてみた。
柔らかい青葉に覆われ、様々なガの幼虫が葉を食べる姿の見られたコナラヤアベマキの葉は
すっかり硬化して濃い緑の夏葉に変わっていた。
沢山いたはずのヤママユガだが、既に姿は無い。
もうマユを作って蛹になっている頃だと思い、
食痕の残る枝を見回して探すが、何処にもマユは見つからない。
マユを作るまでにはかなりの幼虫が天敵に遣られてしまうのだろう。

あれ程いた他の種類のガの幼虫もすっかり姿が無い。
皆成長して、既に蛹や成長になっているのだろう。
そう考えながら林を歩くと、人影に驚いてガの成虫が飛び出して来る。
葉影に止まっているガの成虫も見つかる。
丁度今、春の柔らかい新葉を喰うガの幼虫が次に成虫になる時期のようだ。

ネザサの葉に止まるのは、ヒロオビトンボエダシャク。
これもそんなガの一つで、梅雨の頃に良くお目に掛かる種類だ。
和名は腹部が細長く、トンボに似ているからで、
近似種のトンボエダシャクは、もっと腹部が長いから、本種よりトンボ似かもしれない。
この2種はツルウメモドキが幼虫の食樹だが、
これより少し小型のウメエダシャクは、バラ科を始め、
ニシキギ科、エゴノキ科、スイカズラ科の植物を食樹にしている。
これは、和名の通りウメの木の葉を幼虫が食べるから、ウメの害虫という訳である。

トンボエダシャクの仲間はガの仲間では異端で、昼間に飛び回る。
ウメの木の周りで、昼間に飛び回っているヒロオビトンボエダシャクに似たガがいたら、
まずそれはウメエダシャクに間違いない。
ところで、トンボエダシャクの仲間は見た目があまりガらしくないから、
ガ嫌いの人でも何とか見て頂けると(勝手に?)思い、登場して貰ったのだが、さて・・・。

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by escu_lenta_05 | 2009-06-08 06:36 |
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