アスファルトで舗装された林道を歩いていると、
虫食い痕のあるススキの葉が目に止まる。
あれかも知れないと葉の裏を覗くといた。
やはりクロコノマチョウの幼虫だ。
このチョウの食草はジュズダマ、ススキ、アワ、トウモロコシなどのイネ科の植物である。
クロコノマチョウは、以前は関東地方南部以西の太平洋側など、
温暖な地域でしかお目にかかれないチョウであったが、
最近はより北部や内陸部に生息域が広がりつつある。
多くの昆虫が減少傾向にある中で、こちらは勢力拡大を続けている。
このチョウが暖地性であることから、
近年の温暖化傾向が、生息域の拡大に影響していると見られている。
珍しかったチョウが増えたからと、喜んでばかりはおれない訳である。
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