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皆既日食

皆既日食_e0089532_5425635.jpg

昨日は、日本で46年ぶりの皆既日食があった。
知人にも上海、硫黄島沖、屋久島などへのツアーに参加した人もいた。
我が市では午前11時5分頃に、太陽直径の82.4%の欠ける部分日食が見られ、
日食は午前9時46分頃から午後0時25分頃まで、
約2時間40分の太陽の日食の変化を楽しめるということなので、
生きものの行動も観察しながら、
見晴らしの良さそうな場所で天文ショーを見ることにした。
生憎の曇り空、日食が始まっても一向に太陽は顔を見せなかったが、
10時半頃から厚い雲の合間に、
ほんのちらりとだったが、時々三日月形の部分日食を拝むことが出来た。
皆既日食_e0089532_543819.jpg

部分日食がピークに成る頃、空はすっかり雲に覆われていて、
期待の最大食の太陽は全然姿を現してくれなかった。
しかし、皆既日食の地方のような暗闇にはほど遠いが、
辺りは夕暮れが迫りはじめた頃の様な薄暗さとなって、
光の変化でそのピークに入ったことを感じることが出来た。

生きものの行動変化もあった。
それまで、ため池の縁で飛び回っていたオオシオカラトンボが、
明らかに照度が下がり始める頃からどこかに姿を消し、
再び辺りが明るくなり始めると湖面にウスバキトンボの飛ぶ姿があった。
部分日食がピークに近づく頃から、
岸際で水面に背びれを見せてコイが泳ぎ始め、
湖面の彼方此方には、水面で泳ぐ魚が作る丸い波紋が現れ、
部分日食のピークの10分過ぎ位には、その波紋の数は最も多くなった。
(親と幼鳥らしい?)セッカの2,3羽が、湖岸の草むらに飛び込んだり、
またそこから飛び出したりして落ちつかない風だったのも、
突然の照度の変化の影響なのだろうか。
皆既日食にはほど遠い天文ショーだったが、
生きものの非日常的な行動を見られたので大満足と言うところだろう。

絵本のご紹介!
☆自然関係の知友にしたにひろし氏のデビュー作! → 「海と空の約束


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by escu_lenta_05 | 2009-07-23 05:43 | 雲・空
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