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Colocasia's Photo World

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芽吹き

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今は二十四節気の清明の気(期間)である。
清明は、「地上のすべてのものが清らかで明るい」頃のはずだが、
このところ、大気が霞んでいて、風景は清明らしくない。
スギ花粉は終わって、今はヒノキ花粉のピークだから、
ヒノキの花粉が飛散しているのだろうか。
しかし、この近辺にはヒノキ林はあまりないから、
黄砂が大陸からやって来ているのかもしれない。
見通しの悪い風景では、あまり写真の見栄えは良くないが、
霞があるのも春の風景に違いないから、
なにはともあれ、一枚写しておくべきだろう。
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この数日で、里山の木々が急に芽吹いた。
所々にヤマザクラの咲く山肌は、ナラの芽吹きで薄い銀色を帯びている。
それもまた、山の景色が霞んだように見える原因かもしれない。
この近辺に多いナラ類はコナラとアベマキである。
どれも一緒に芽吹くのかと思っていたら、そうではないようだ。
林縁の芽吹いたナラを見て行くと、
コナラの方は、銀色の産毛を纏った幼葉が展開を始め、すでに葉の形が見えている。
一方アベマキは、ようやく幼葉の柄が伸びだしたばかりで、
葉はまだ縮まったままである。
木々の芽吹きは、このように樹種によって微妙に遅速があるから、
この時期の山肌は、日毎に驚くほど変容するのだろう。
撮影:2011.4.14 /TAMRON SP AF Di 90㎜ F2.8
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by escu_lenta_05 | 2011-04-14 19:02 | 季節
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