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メジロの巣作り

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仕事部屋の窓越しに見えるハンギングバスケットに、メジロが止まった。
何しに来たのかはすぐに想像出来た。
巣材を取りに来たのである。
以前にも、フエンスに吊るし放しのこの棕櫚製のギングバスケットの
繊維を引き抜いて持ち去るのを何度か見ている。
急いでカメラを構えて、ガラス越しに撮影した。

メジロの巣はゴルフボールが1個入るほどの小さな巣だ。
オニグモなどの糸を二股になった小枝に張り、
それにススキやビニールの糸などとクモの糸とを絡めて、
ハンモックにお椀を乗せたような巣を作るのである。
そして、棕櫚の繊維は良く使われる巣材という訳だ。
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巣の雛が孵る頃には、木々の葉は若葉に覆われている。
その柔らかな葉を食べる様々な昆虫の幼虫や
昆虫を目当てにするクモがたくさん増えているから、
春が深まると、メジロは雛の餌探しに不自由しなくなる。
野鳥の多くが若葉の季節に繁殖するのは、
この時期が餌の確保が容易な季節だからだろう。

メジロは葉の茂る木で、昆虫やクモのほかに、
ツバキやサクラなのど花の蜜、
カキなどの熟した果実などを餌にしている。
メジロの体色が緑なのは、主に木の中で生活する習性から、
木々の葉陰に上手く身を隠すのに役立っている。
それに、巣を緑のコケを貼り付けたりと、
敵から簡単に見つからない工夫を凝らしている。
僅か10gほどの小さな野鳥だが、都市の街路樹や公園の中でも
しぶとく繁殖出来るのは、こうした隠遁術も役立っているのだろう。
撮影:2011.4.15 / Canon EF75-300mm F4-5.6
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by escu_lenta_05 | 2011-04-17 17:47 | 野鳥
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