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Colocasia's Photo World

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メスアカケバエ

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畑の周りを飛び回ったり、畦の草の葉にぶら下がったり、
あるいはナノハナに止まったりと、
最近、メスアカケバエのこんな姿を良く目にする。
名前のとおりメスの背中が赤く良く目立つし、
ケバエとしては大きな種だから、見覚えがあるという人も多いことだろう。

他の昆虫がまだ少ない4,5月頃、多数の個体が一斉に羽化するから一層良く目立つ。
オスは蚊柱を作り、メスの羽化を待ち構える。
力の強い個体は群れの下にいるから、交尾の確立が高いが、
上の方ほどあぶれたオスで、一向に交尾は出来ないことになる。
上手く交尾したオスは、他のオスが交尾できないように長い時間交尾を続ける。
それで、仲のいいペアに見えるから、米国では、Love Bug、Honey Moon Flyなどと呼ばれている。
昆虫嫌いの人は、成虫の毛むくじゃらな姿だけで目を背けてしまうかもしれない。
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しかし、成虫はまだましで、幼虫はどこと無くゲジゲジに似ていて更に気持ち悪い。
秋に、この幼虫が集団で蠢いているのを見かけたりする。
幼虫は植物の落ち葉の下や堆肥置き場のような場所で、
地中に潜って腐敗した植物質を食べているが、
どんな理由かは知らないが、写真のように地表で群れることがある。

成虫が大群で発生することや、幼虫の気味悪さが災いしてか、
特に毒を持っている訳でも無いのに、不快昆虫とされている。
世の中、見て呉れも大切だと、わが身のみすぼらしさを大いに反省する。

撮影:2011.05.7 / CANON EF28-80mm F3.5-5.6 II(改)+Kenko TELEPLUS 2x (上)  撮影:2007.10.14/ Nikon ED70-180mm F4.5-5.6D (下)
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by escu_lenta_05 | 2011-05-11 06:13 | ハエ・アブ・カ
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