雑用が多くて後回しにされ続け、片付けられないままになっていた家事を、ここ数日でかなりやってのけた。
熱帯魚の水槽の掃除もそのひとつである。
ホースフェイスローチ、クラウンローチ、アルジーイーターの3匹のナマズ類の入っている水槽である。
この熱帯魚たちは、あまり水替えもしてもらえないのに、
飼いはじめて6年以上になるはずだが、元気に生きている。
どれも底生のナマズ類で、水質の悪化に割合強いので、
こんな手抜きの飼い主の下でも行き続けられるのだろう。
偶に水替えをする位で、水槽自体は清掃していないから、
ガラス面をコケが覆い、中の魚たちすら見え難くくなっているので、
もう限界だと、底に入れた砂も含め、水槽丸ごと洗うことにした。
季節はずれの猛暑ではあるが、不幸中の幸いで水温が高いから、
熱帯魚を他所に隔離して作業するには好都合の気象条件である。
久しぶりにすっかりきれいになった水槽に魚を戻すと、
どれも素っ頓狂な顔をして、前面に集まっている。
何年ぶりかに外がよく見えるからか、ものめずらしそうな表情をしている。
ほとんど浮遊物もなく水が澄んでいるので、
中の魚がクリアーに見え、こちらも新鮮な気分で気持ちがよい。
それなら早く大掃除をすれば良いのだが、無精者にはなかなかこれが出来ないのである。
そして、日がたつごとに水は濁ってしまうので、
魚の撮影は今がチャンスと、
久しぶりに水槽カメラマンになって、3匹のナマズ類を写した。
撮影:2011.06.25 / TAMRON SP AF Di 90㎜ F2.8