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落葉時

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紅葉狩りの主流はモミジの紅葉で、その名所は桜の花見に劣らぬ賑わいを見せる。人だかりが苦手なので、モミジもサクラもそのような場所に出向くことはほとんどない。それより、近場の野山の紅葉や黄葉はそれに劣らず綺麗だと思うからでもある。海老茶に染まったコナラやアベマキの生える里の山が夕日に照らされる時、その意外なほどの味わい深い色彩には驚かされる。この雑木林の「雑木紅葉」は「楢紅葉」や「柞紅葉(ははそもみぢ)」と呼ばれ、古くから身近な季節の風景として愛でられて来たのである。
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そんな里の山の紅葉はもう盛りを過ぎて、木々は見る見る葉を落とし、裸木が随分と目立っている。そして、林床に積もる落ち葉は日ごとに厚くなって行く。降り積もった落ち葉が美しく見えるのはほんの一時。雨が降る度にふわふわとした感触や色合いは一気に失われてしまう。今年は丁度良い頃合いに、厚く積もった「落葉時」の落ち葉を見ることが出来たのはうれしい。
撮影:2011.12.07 / Canon EF16-35mm F2.8L
*クリックで画像は少し拡大します。
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by escu_lenta_05 | 2011-12-13 11:32 | 季節
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