冬至には「冬至粥」、「冬至餅」、「冬至蒟蒻」、「冬至南瓜」などを食たり、柚子の実を入れた「冬至湯」に入る風習が残っている。益々寒さが厳しくなる季節に供えて、栄養価の高いものを食べたり、体を温めたりして、風邪にも供えるという「薬喰」や健康法の習である。
このような季節折々の日本の風習はしだいに廃れて行くのだろうか。それとも、クール・ジャパンで再び息を吹き返すのだろうか。
上の写真は冬至粥と冬至南瓜。小豆と炊いた南瓜は、「小豆南瓜」や「従妹煮」などとも呼ばれる。従妹煮は、固い食材から「おいおい(甥甥)」と入れて炊いて調理するからだとか。
撮影:2011.12.22 / Canon EF50mm f/2.5 Compact Macro
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