菜園の中を低空でウロウロ飛び回っているスジグロシロチョウがいた。
恐らく産卵する植物を物色している様子である。
このチョウは見た目はモンシロチョウにそっくりだが、
栽培植物にはまず産卵しない。
一番の対象となるのは野性植物のタネツケバナの仲間だ。
写真のチョウは、菜園にキャベツやダイコンが植えられていたので、
同じアブラナ科の匂いに引かれてやって来たのだろうが、
仮にダイコンの葉に止まっても、足や触覚で触診して、
産卵すべき植物でないと産卵せずに飛び去って行く。
このような産卵場所を探しているチョウの動きはそれ程早くないので、
一般の飛翔中に比べて、飛翔写真を撮るのはそれ程難しくない。
だが、この写真を拡大して見ると、少し前ピンで微妙にブレていた。
この時のシャッタースピードは1/500秒。
フォーカスは別として、この程度の飛び方でも1/1000秒は必要なようだ。
[Nikon D2x Micro-NIKKOR 105mm F2.8D]
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