シルビアシジミは以前アップしたヤマトシジミにそっくりだ。
裏翅の模様が違うので裏翅がはっきり見られる状態なら直ぐに区別出来る。
だが今日の写真は表。それでも、翅の縁がヤマトシジミより幅広く黒いので、
慣れたらそれでシルビアシジミと判る。
飛び方もヤマトシジミよりかなり活発で、写真を撮るのに苦労する。
幼虫の食べる餌も違う。ヤマトシジミはカタバミだが、こちらはミヤコグサ。
ミヤコグサの生える環境が少なくなっているので、
このチョウも全国的に減少していて、府県によってはレッドデータ種にされている。
ミヤコグサの生えるのは草丈の低い草原だ。
ミヤコグサは絶えず草刈りをされるような里山でなければ、
背丈のある草の陰になって枯れてしまうから、
高齢化などの里山の衰退でこのチョウの住む環境もだんだんと厳しくなっている。
[Nikon D2x Micro-NIKKOR 105mm F2.8D]
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