人工池(ビオトープ)にタモ網を入れるとギンヤンマのヤゴが沢山入って来た。
ギンヤンマは体型が細長く、ヤゴの中では最長クラスだから、
細くてでかいヤゴが見つかったらほぼギンヤンマと思えばよい。
詳しくは尾端や口の形などで似た種と区別することになるが、
流れのない池やプールなどで見つかる今日の写真のようなスタイルのヤゴは
大抵ギンヤンマだ。
子供の頃のトンボ採りで人気があったのはオニヤンマやこのギンヤンマ。
俊敏に飛び回る成虫を捕らえるのはなかなか難しいので、
捕まえたら大いばりだった。
だが、ヤゴを採るのはいたって簡単。
水草の生えた池で暫く網でさらえばまず間違いなく入る。
春からだらだらと秋まで産卵を続けるので、
いつでも幼虫が見つかるのである。
簡単に採集出来て、体の特徴もはっきりしていて、
しかも他の種に比べ、飛び抜けて大きいから、
まず最初に覚えるヤゴはこのギンヤンマが最適だ。
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