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名残の雪



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2月17日の朝、うっすらと雪が積もった。
本当にうっすらのほんの一時の儚い積雪だった。
果たしてこれが今年の終雪なのだろうか。
それともまだ雪の日が訪れるのだろうか。

2007年は例年にない程の暖冬で、東京の初雪はなんと3月16日。
僅か5分間ぐらい降った霙が、観測史上最も遅い初雪を記録した。
翌日も一時雪で、結局17日が終雪となった。
初雪と終雪がわずか1日違いの驚きの記録である。

気象を仕事とする人以外に終雪日を特定するのは大変だ。
毎日、時々刻々の降雪を観察しておかないことには、
雪の途絶えた日を特定できないからである。
これはもう、忍耐と努力と無縁の私には最初から無理な話だ。

終雪期の雪を表現する「雪の果て」、「涅槃雪」、「雪の別れ」、
「忘れ雪」などという美しい言葉が歳時記に並ぶ。
そして、「名残の雪」という有り難い言葉が目に止まる。
几帳面さの欠片もない私は、毎日の記録なんて面倒だから、
終雪をこの言葉にお任せすればいいと、ずるがしこく考える。
曖昧にして季節感に溢れ、それに素敵なことばの響きも嬉しい。
「名残の雪」は「なごり雪」が通りが良いだろう。
イルカさんの歌で大ヒットしたかぐや姫の伊勢正三さんのあの曲を
多くの人が思い出すだろうから。

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by escu_lenta_05 | 2009-02-25 05:41 | 季節
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