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Colocasia's Photo World

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カテゴリ:トンボ( 25 )

ナツアカネ koneta

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棚田の畦道を歩いていると、ネザサの枯れた茎の先でナツアカネが縄張りを張っていた。すっかり朱色になった姿を見ると秋の到来を実感する。
以前は、ナツアカネは秋の水田の優占種だったが、今ではまとまって沢山の個体が見られる場所は少なくなってしまった。アキアカネにいたっては、ほとんど姿を見ることが出来ない。
撮影:2012.9.19 / Canon EF100mm F2.8L Macro IS USM
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by escu_lenta_05 | 2012-09-22 06:14 | トンボ

シオカラトンボの雄 koneta

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庭にやって来たシオカラトンボの雄。
一番身近なトンボだが、まじまじと見ると案外綺麗なトンボだったのだと再認識。
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「雄は成熟につれ青みを帯びた灰色になり、白粉で覆われる。まるで白い塩を絡めた塩辛昆布のようなので「塩辛蜻蛉」という。 淡い褐色に黒い斑紋の雌をムギワラトンボと呼ぶが、羽化後間もない雄は雌によく似ている。希に雌で雄と同じ塩辛色の個体が現れる。雄は縄張りに来る雄を追い払うが、雄型の雌は受け入れるから、色彩以外で雌雄を区別するのだろう。雄の複眼は蒼色。雄型の雌の普通の雌と同じ緑だから、目は口ほどにものを言うようだ。」と、拙著ではシオカラトンボを解説しました。
撮影:2012.8.12 / Zoom-Micro NIKKOR ED70-180mm F4.5-5.6D
*クリックで画像は少し拡大します。
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by escu_lenta_05 | 2012-09-03 17:50 | トンボ

マユタテアカネ

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棚田沿いに走る車道の白線に赤いトンボが止まっていた。
この時期のトンボはセメントの塀やアスファルトなどの
地面に良く止まっている。
そんな場所は輻射熱で他所より暖かいからだろう。

例によって正面顔を狙って写してみる。
額に太い眉が二つ。
マユタテアカネである。
だが、額の色はマイコアカネのように随分と青白い。
胸の黒い斑紋や尾端(交尾器)を確かめると、
やはりマユタテアカネに間違いない。
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マユタテアカネは夏場に山道の林縁などで出会うことが多いが、
晩秋になるとこうして水田や池の周りに集まって来るのである。
棚田の横のマンフォールのふたの上にもマユタテアカネの雄がいた。
交尾相手の雌を待ち構えているのだろうか。
さすがにもう繁殖期は終わったかもしれない。
しかし、1月上旬の記録もあるようだし、
今年は例年より温暖な初冬だから、
雄と雌が連結して産卵する様子がひょっとして
まだ見られるかもしれないと少し期待してみる。

撮影:2011.11.20 / NIKKOR ED70-180mm F4.5-5.6D
*クリックで画像は少し拡大します。
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by escu_lenta_05 | 2011-11-22 19:10 | トンボ

リスアカネ

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林に囲まれたこのため池を歩くのは久しぶりだ。
すっかり秋が深まった感じで、
昆虫の姿がめっきり少なくなっている。
晩秋の気配と言いたいが、二十四節気の小雪の気(期間)で、
すでに初冬なのである。

そんな寂しげな池の傍で、何とか存在感を見せていたのがリスアカネの雄。
色褪せ始めた風景に深い紅色が映えているが、
よく見ればやはり翅は傷んでいる。
アカトンボの仲間は12月上旬位まで生きながらえる種もいるが、
日ごとに進む気温の低下とともに、
次第にその姿を減らして行くのは間違いないのである。
撮影:2011.11.12 /NIKKOR ED70-180mm F4.5-5.6D

*クリックで画像は少し拡大します。
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by escu_lenta_05 | 2011-11-13 16:46 | トンボ

アサヒナカワトンボ

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下の記事の場所とは別の、春のサナエトンボ類が見られる谷津田に行った。
小川沿いでアサヒナカワトンボ(ニシカワトンボ)が幾つか飛んでいたので
他のトンボ類も見られるだろうと期待しながら、
谷頭に向かって進むが、この種以外にトンボ類は姿を現さない。
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谷頭から下の四分の一程は耕作を放棄したらしく、
手掘りの水路は水が枯れていて、田んぼはレンゲ、ウマノアシガタ、
スズメノテッポウ、キツネアザミの生えるお花畑に変わっていた。
春の花が溢れ綺麗なのは良いが、
シオヤトンボやサナエ類の発生する環境が消えているのは残念だ。
辺りはイノシシの掘り跡が無数にあって、
獣の匂いが漂い、一層寂れた雰囲気である。
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期待はずれで奥のため池に向かう道で、
一番活発に活動しているのはハバチ類だった。
種類は分からないが、幾つか写しておいた。
あまり写欲の湧くものは無かったが、
煌びやかさでは他に負けないアカガネサルハムシがいたので、カメラを向けた。

谷頭の、以前と変わらず水の流れている小川の周りでも、
アサヒナカワトンボ以外にトンボ類の姿は無い。
水路が枯れた事の他に、発生が例年より遅れているという
事情もあるのかもしれないと、ここまで来て少し安堵した。
撮影:2011.5.6/ Nikon ED70-180mm F4.5-5.6D

ニシカワトンボ  ←の以前の記事もご覧ください。
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by escu_lenta_05 | 2011-05-07 06:26 | トンボ

オグマサナエ

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ため池の幾つがある谷津田に行った。
この一週間で昆虫の活動が急に活発になったようで、
出遅れていた春にようやく本格的にエンジンが掛かった感じだ。
と言っても、本日は立夏。暦の上では今日から夏だ。
落葉樹の青葉葉がすっかり山肌を覆い、
里山は現実に初夏の装いだ。

野道の周りのチョウの種類も増えていた。
越冬明けのルリタテハ、ウラギンシジミ、キチョウ、
この春に羽化したツバメシジミ、コツバメ、ルリシジミ、ベニシジミ、
ツマグロヒョウモンなどが、傍らに咲く野の花に舞ったり、
道端や草木の上で翅を広げる姿があった。
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そして、田んぼやため池にやっとトンボの姿がにぎやかになった。
シオカラトンボやハラビロトンボの他、
最も数が多かったのはオグマサナエだ。
谷津田にトンボの季節の幕開けを告げるサナエトンボの代表だ。
ハバチを捕らえて食べるメスや、
地面や草木に止まるオスなど、このトンボの姿が一番目に付いた。
*オグマサナエの詳細は過去の記事を参照ください→  ●オグマサナエ 
 ●フタスジサナエ  ●タベサナエ 
撮影:2011.5.5/ Nikon ED70-180mm F4.5-5.6D
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by escu_lenta_05 | 2011-05-06 06:05 | トンボ

谷津田のトンボ

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久しぶりに近くの谷津田を歩いてみた。
今年はトンボの姿がかなり少ない様なのが気になっていたから、
例年と比較して確かに少ないのか、良く知った場所を歩いてみれば、
それがはっきりすると思ったのである。

その場所に着いて直ぐに、コオニヤンマが水路の上を往き来していた。
これはさい先が良いかもと思いきや、それからはさっぱりだ。
田植えの終わった水田に来て、オオシオカラトンボと
ハラビロトンボ(写真)が数頭姿を見せた。
例年、ゲンジボタルがいるきれいな流れの小川に来ても、トンボの姿はさっぱりだ。

谷頭のため池に着く間際で、ようやくヤマサナエが見つかり、
直ぐにホンサナエも飛び出した。
最近はめっきり減少したホンサナエの登場で少しばかり安堵したが、
アップ出来るほどのまともな写真が撮影出来なかったのは心残りだ。

ここから来た道を引き返す。
オオシオカラトンボが休耕地に止まったのを見ていたら、
突然コオニヤンマが飛んで来て、これをサッと掴めて飛び去った。
谷津田の小川の中程で毎年見るニシカワトンボが出ないのも気になっていのだが、
何とか1頭だけ現れてくれた。
やはり今年のトンボは、種類も個体数もかなり少ないということなのだろう。
撮影:2010.06.24 / TAMRON SP AF Di 90㎜ F2.8

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by escu_lenta_05 | 2010-06-29 17:38 | トンボ

リスアカネ

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木に囲まれた小さな池にリスアカネがいた。
リスアカネはアキアカネやナツアカネと同じく
アカトンボ(Sympetrum属)の仲間である。
このトンボの何処がリスに似ているのだろうと探すのは徒労だ。
和名はイギリスのトンボ学者F.Risに献呈された学名(S. risi)に因んでいて、
動物のリスとは縁もゆかりもないのである。

リスアカネの特徴は翅端の黒褐色斑。
この斑があるアカトンボはリスアカネと言いたい所だが、
これに良く似た翅端に黒褐色斑のあるアカトンボが他に3種いる。
マユタテアカネ、コノシメトンボ、ノシメトンボの3種だ。
マユタテアカネを除く他の種は、リスアカネ同様に胸部の横に2本の黒条がある。
この内、コノシメトンボは2本の黒条が途中で結合していて、
横から見ればコノシメトンボの「コ」の字に見えると覚えておけば良いだろう。
さて残りの2種だが、ノシメトンボこの2本の黒条が上端まではっきり伸びているが、
リスアカネでは前方の1本は上部に従って先細りになっている。
こじつければ、2本の黒条がリスアカネの「リ」の字に見えないこともない。

日本産の昆虫は、大凡3万種が知られている。
その百分の一でも300種。
連想や芋蔓式などを駆使しないと、和名を覚えるのはなかなか大変だ。

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by escu_lenta_05 | 2009-07-22 05:54 | トンボ

コオニヤンマ

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コオニヤンマは名前のとおりに、
オニヤンマを小振りにした姿形のトンボだ。
と言っても、1㎝小さい程度だから、
オニヤンマの最小サイズとコオニヤンマの最大サイズでは体長にはほとんど差はないから、
大きさだけ比べてもどっちなのかと迷ってしまうかも知れない。
しかし、コオニヤンマの異様に小さな頭部と
これまたとてつも長い後脚に注目すれば、
オニヤンマと見間違う事はないだろう。

オニヤンマはオニヤンマ科に属していて、
コオニヤンマはヤンマ科ではなく、サナエトンボ科というのも面白い。
勿論、サナエトンボ科で最大サイズを誇っている。

鬼っぷりは大きさばかりではない。
コオニヤンマの頭部の後には、小さいがちゃんと角が二本ある。
その角は伊達ではない。
性質も鬼顔負けの獰猛さを見せる。
自分と同じ大きさのトンボにも迷うことなく向かっていって、
その長い後ろ足でガッチリ捕まえてしまう。
まさに小鬼である。

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by escu_lenta_05 | 2009-07-20 06:26 | トンボ

オオシオカラトンボ

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梅雨最中はトンボの季節である。
ため池や水田で見掛けるトンボの種類や数がぐっと増えたように思う。

田の畦のヒメジョオンにオオシオカラトンボが止まっていた。
羽化して間もない個体でまだ飛べないのか、
近づいても逃げる様子はない。
胸部から腹部の前半部にかけて緑を帯びた黄色なので、これは雌のようだ。
ただし、この色なら皆雌とは限らない。
雄は羽化して日数の経っていない若い雄は、雌と同じような色彩をしている。
成熟すると、シオカラトンボの同様に胸部や腹部に粉を帯びて、
雌とは全く異なる色に変わってしまうのである。

トンボ科やイトトンボ科などでは、このように成熟するに連れて
雄の色彩が変化するが少なくない。
直ぐに思い出すのは、真っ赤な姿に変身して、
秋に水田に帰って来るアキアカネやナツアカネだろう。

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by escu_lenta_05 | 2009-07-19 06:30 | トンボ