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カテゴリ:バッタ・カマキリ( 47 )

ウスグモスズ

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クサヒバリに良く似ているウスグモスズというヒバリモドキ科の昆虫。
毎年、朝夕が涼しくなる頃室内に入ってくる。
1970年に東京で発見され新属新種で記載されたが、それ以降の発見はなく、1980年代に再び東京や大阪などの都市部で確認されるようになったという。
突然に東京だけで発見された経緯から、外来種と推定されている。
しかし、海外からは記録が無いのだそうだ。
何とも不思議な昆虫である。
しかも、クサヒバリのように美声で鳴くのかと思えば、全く鳴くことはない。
益々変な昆虫だ。

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by escu_lenta_05 | 2012-09-18 17:31 | バッタ・カマキリ

オンブバッタの幼虫

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ウォーターミントは湿地に生える植物らしく、梅雨時は生き生きとして見える。ところがである、つい先日まで綺麗な葉だったはずなのに、何時の間にやら小さな虫食いがいくつも付いている。
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犯人捜しをしてみると、小さなバッタが直ぐに見つかった。オンブバッタの若齢幼虫だ。7㎜前後だろうか。こんなオチビが悪さをしていたとは。
ウォーターミントはミント系の香りのハーブの一種だ。植えているのは単なる物好きに過ぎず、香りを楽しむこともほとんどしないから、小さなバッタに喰われた所で一向に構わない。
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オンブバッタは香りの強い植物が余程好きなのだろうか。アオジソやキクの葉も良く食べる。アオジソは繁殖力旺盛な植物だから、少し食べられたくらいでは実害は少ない。しかし、キクの葉は拙い。葉は喰い痕から腐り、成長が悪くなり、花付きに影響する。雄と雌が始終オンブしている姿が睦まじいと、このバッタを見れば優しい眼差しを向ける人が多いのだが、実は園芸害虫に名を連ねる、花好きには厄介者なのである。


撮影:2012.7.6 /Canon MP-E65mm F2.8 1-5x
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by escu_lenta_05 | 2012-07-09 18:50 | バッタ・カマキリ

オオカマキリの脱皮

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棚田の畦道で、カマキリの脱皮殻を見つけた。メダケの枯れ枝に逆さにしがみ付いた格好だ。頭の部分から、少しちぢれたような触角の抜けた部分も残っている。
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随分新しそうな抜け殻なので、辺りに脱皮の主はいなかと探すと、そのすぐ下の青い葉にオオカマキリの幼虫が止まっていた。体長は大よそ4㎝。この脱皮で、おそらく5齢になったのだろう。
オオカマキリの幼虫期間は7齢か8齢。成長の具合や雌雄の差で、齢数が異なるらしい。この様子だと、この幼虫は8月頃には立派な成虫になっているはずである。

撮影:2012.7.2 / Zoom-Micro NIKKOR ED70-180mm F4.5-5.6D
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by escu_lenta_05 | 2012-07-04 06:08 | バッタ・カマキリ

オオカマキリの幼生

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昨日、河原でクズの蔓でオオカマキリの卵嚢を見つけた。見渡す範囲に5,6個あったので、同じ親が生んだのかもしれない。その一つを持ち帰ったのだが、今朝方、気づかぬうちにすでに孵化していた。部屋中カマキリだらけにならないように大急ぎで回収である。
河原の卵嚢の内の一つはすでに孵化済みだったので、持ち帰ったのも直ぐに孵化するだろうとは思っていたが、それが翌日とは。
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5月6日の講演では、カマキリの話がメインの予定。それに使うオオカマキリの孵化の写真が欲しかったのだが、再度カマキリの卵嚢を探して写すしかない。
ところで、二十四節気七十二候では、芒種の初候(新暦の6月6日~10日頃)は「蟷螂(かまきり)生ず 」。暦より一月以上も早い孵化ということになる。随分気が早い。

撮影:2012.4.29 / Micro-NIKKOR 105mm F2.8D8
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by escu_lenta_05 | 2012-05-01 21:15 | バッタ・カマキリ

サツマヒメカマキリ

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エゾヨツメを見つけた日に、もう一つ面白い昆虫がいた。サツマヒメカマキリの幼虫だ。成虫の体長は3㎝前後の小さなカマキリである。
それは強風で折れて地面に落ちたアベマキの枝に止まっていた。その枝には、そろそろ芽吹きそうな芽が付いていた。
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サツマヒメカマキリは幼虫で越冬し、夏に成虫になる。幼虫は成虫より更に小さい上に、茶褐色の体色で、腹部を折り曲げているから、目を凝らして探さないとなかなか見つからないが、こうして空抜けの枝にいるので、運よく 目に留まったのだろう。
サツマヒメカマキリはハナカマキリ科に属し、九州と本州の南西部に生息する。日本では、同科にヒメカマキリという種がいるが、サツマヒメカマキリは頭部に角がるのが特徴である。ユニコーンのカマキリという訳だ。以前の記録は、両種が混同されていて、サツマヒメカマキリの本州での記録はほとんどなかったようだ。調査が進めば、本州でも意外に広範にしていることが判明するのかもしれない。

撮影:2012.4.2 / TAMRON SP AF Di 90㎜ F2.8(上) / CANON EF28-80mm F3.5-5.6 II(改) (下)
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by escu_lenta_05 | 2012-04-07 09:34 | バッタ・カマキリ

枯蟷螂

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仕事場の窓越しに、フェンスに吊るしたハンギングバスケットが見えている。大分古くなって棕櫚の繊維がかなりほぞけているのだが、これは古くなったからだけではなく、巣時期にメジロやスズメが営やって来て、巣材にするために引き抜いて行くからでもある。
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植えていた日日草も枯れ、一層みすぼらしくなったそのハンギングバスケットに、これまた哀れな姿のチョウセンカマキリがこのところ居ついている。そこは良く日の当たる場所だから、日光浴に最適に違いない。日が差し込み暖かくなるとノソノソ這い出して来て、一番の日当たりを探して少しずつ移動している。日が陰る午後には寝際に戻って這いつくばってしまうのである。
活発な時期には比べると、体色はすっかり艶やかさを失い、あちこちに子傷があって、みるからに死期が近いことを匂わせている。初冬になればすっかり草木も枯れてしまう。そんな植物と重ね合わせて、終末に近いカマキリの姿を「蟷螂枯れる」や「枯蟷螂」と呼ぶ。
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日々弱弱しくなる枯蟷螂にレンズを向けると、やや迫力不足ではあっても威嚇のポーズをして見せてくれるとホッとする。そんなチョウセンカマキリが気がかりなこの頃である。
撮影:2011.12.16 / Canon EF50mm f/2.5 Compact Macro
*過去の記事もご覧ください。「枯蟷螂」「メジロの営巣
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by escu_lenta_05 | 2011-12-17 06:08 | バッタ・カマキリ

ヒメクダマキモドキ

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昨日の記事のヤスマツトビナナフシを撮影し終えて車に帰る間際、
今度はヒメクダマキモドキを見つけた。
そろそろ葉が黄葉を始めそうなフジの葉にそれは止まっていた。
大昔(30年以上前)、鹿児島昆虫同好会誌にヒメクダマキモドキのことを
書いたことがり、思い出の昆虫のひとつである。

本種は房総半島以西の本州、四国、九州、南西諸島の温暖な海岸部に分布し、
その分布状況から、西日本の太平洋側では珍しくない種だろうと思うのだが、
当時はずいぶん記録の少ない直翅類のひとつであった。
しかし、その頃住んでいた薩摩半島の沿岸部では、
実家の庭先でも見かける程の普通の昆虫だった。
それで、実際にはどの程度記録があるのか知りたくて、
名著『海を渡る蝶』で名高い故日浦勇さんに手紙を書いて、
ヒメクダマキモドキの情報をお聞きしたのだった。
お返事によれば、九州では対馬と熊本のみで記録されているだけということで、
意外な珍品度に驚いたものだった。

今の住んでいる神戸では、里山でも都市公園でもヒメクダマキモドキは生息している。
神戸は西日本の温暖な沿岸部に位置するから、
ヒメクダマキモドキが分布していてもおかしくないのだが、
以前は分布が限られる種であったことを思うとこれまた不思議である。

さて、ヒメクダマキモドキの分布の北限は、
1月の平均気温が5℃の地域とされており、
元来南方系の種であることから、厳冬期の気温が分布を制約する要因の一つであるようだ。
神戸辺りの都市部でも珍しくない現状をみれば、
近年のヒートアイランド化などの温暖化傾向が、
分布拡大に影響しているのかもしれない。
そして、本種は樹木の枝に産卵するため、
苗木によって分布が拡大されているとも見られている様だ。

お馴染みのツユムシによく似た、見た目は地味な昆虫だが、
注意して調べてみれば、
様々な面白いことが浮かび上がってくる昆虫なのかもしれない。
撮影:2011.11.23 / TAMRON SP AF Di 90㎜ F2.8
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by escu_lenta_05 | 2011-11-25 09:11 | バッタ・カマキリ

小雪の雑木林・ヤスマツトビナナフシ

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昨日、11月23日は二十四節気の「小雪」。
雪が舞い始める季節という訳だが、
地元の気象台によると、23日の最低気温は9.4℃、最高気温は16.3℃で、
雪などとても降りそうもない暖かさだった。

超近場に出て、小雪の雑木林の様子を覗いてみた。
天気予報では、間もなく雨が降り出す時刻である。
林に着く頃、そのとおりにほんの少しだが雨が降って来た。
そんな雨模様の空は薄暗くて、寒々しい初冬の雰囲気だが、
林に入ると、それとは裏腹に温かみを感じる程である。
まだ越冬せずにいるアマガエルが数匹、
落ち葉の上に日向ぼっこのような格好で佇んでいて、
とても小雪の風景とは思えない。
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暫く林を徘徊していると、
アベマキの幹でヤスマツトビナナフシを見つけた。
このナナフシはコナラやクリなどのブナ科の樹木の葉を食べるから、
出会うのは里の夏緑広葉樹林である。
それ程珍しい昆虫ではないはずだが、
見る機会は意外に少ない。
理由は、食樹の上部の枝葉に止まっているからだろう。
そうだから、思う存分撮影させてもらったのは勿論である。
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撮影:2011.11.23 / TAMRON SP AF Di 90㎜ F2.8(上、下) /
SIGMA 17-70mm F2.8-4.5DC(中)
*クリックで画像は少し拡大します。
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by escu_lenta_05 | 2011-11-24 09:37 | バッタ・カマキリ

トゲナナフシ

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観察会でナナフシが見つかると、子供たちはきまって大騒ぎする。
棒切れに細長い手足が付いた奇妙なスタイルのアイドル的昆虫である。
体長20㎝近い日本最大級の昆虫というのも人気の秘密だろう。
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トゲナナフフシは湿った薄暗い林内でひっそり暮らしているから、
子供たちが目にする機会はあまりないが、
もし見つかってしまったら大騒ぎになるのは間違いない。
TAMRON SP AF Di 90㎜ F2.8
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by escu_lenta_05 | 2011-11-10 06:07 | バッタ・カマキリ

セトウチフキバッタ

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夜中に木枯らし一号が吹いたらしい。
朝晩の寒さに耐えられず、ついにストーブに火が入った。
この時期に暖房を入れるのはあまり記憶がない。
この寒波で野山の昆虫もめっきり数が減ったようだ。
陽だまりのガードレールの上にセトウチフキバッタが止まっていた。
日向ぼっこなのだろう。
動きはかなり緩慢で、時ならぬ寒さが応えている様子だ。

このバッタの正面顔を撮影したのは初めてである。
上唇が味噌っ歯のようで面白い。
こんなに良いモデルさんだったとは意外だ。
でも、写真の出来が今一。
また挑戦することにしたいが、
事は早くしないと、この寒さでは間もなく姿が見えなくなるかもしれない。
撮影:2011.10.27 / Micro-NIKKOR 105mm F2.8D

*クリックで画像は少し拡大します。
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by escu_lenta_05 | 2011-10-27 18:18 | バッタ・カマキリ