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Colocasia's Photo World

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カテゴリ:ハエ・アブ・カ( 30 )

冬の蠅

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何処からやって来たものやら、居間にイエバエが一匹入り込んでいました。
大寒のハエ。紛れもない「冬の蠅」です。
よろよろと歩く冬の蠅の姿に、梶井基次郎の傑作を思い出します。
子規には「日のあたる硯の箱や冬の蠅」の句があります。
共に肺病に侵された繊細な精神を持つ人の作品です。
こちらは写真に収めるだけが関の山ですけど。

近年、イエバエは町中の人家ですっかり姿を消しました。
昔は、部屋に何匹も居て、ご飯の前にはハエ叩きで潰してから食事が始まるものでしたが、今はどうでしょう、レッドデータ種並の激減です。
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by escu_lenta_05 | 2014-01-22 17:42 | ハエ・アブ・カ

キゴシハナアブ

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昆虫の姿はめっきり減ったが、先日のユリオプスデージーやツワ、そしてヤツデの花にはまだハナアブ類の姿が見られる。キゴシハナアブもそのひとつ。秋に羽化するのか、かなり新鮮に見える。このまま成虫で冬を越すのかもしれない。
撮影:2012.11.25 / Zoom-Micro NIKKOR ED70-180mm F4.5-5.6D
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by escu_lenta_05 | 2012-11-26 16:19 | ハエ・アブ・カ

ホソヒラタアブ

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ハダニの虫害で元気がなくなっていたユリオプスデージーが勢いを復活し花が咲き始めた。
終わりに近づいたヤツデの花から、この黄色い花にハナアブ類がやって来る。
今日はその一種ホソヒラタアブをスナップした。
撮影:2012.11.22 / Canon EF100mm F2.8L Macro IS USM
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by escu_lenta_05 | 2012-11-22 17:28 | ハエ・アブ・カ

ホルバートアブの雌

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明日の講演会の主要テーマは昆虫の口。
その中で吸血性虻の雌の写真が必要だったがストックに見つからない。
仕方がないので雄の写真を代用するつもりでいた。
ところが、所用の待ち時間に田んぼをブラブラしていたら
上手い具合にホルバートアブの雌がいた。
何という偶然だろう。何はともあれギリギリで間に合ってよかった。
雌の写真が欲しかったのは、吸血するのは卵巣の発育に必要なため雌のみで、
普段は雌雄とも樹液や花蜜を吸うことを説明したかったから。

撮影:2012.9.1 / Canon EF100mm F2.8L Macro IS USM
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by escu_lenta_05 | 2012-09-01 19:09 | ハエ・アブ・カ

モモブトチビハナアブの飛翔

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またまた庭のタイムの花に集まる昆虫。ハナアブ科の一種のモモブトチビハナアブ。
体長9㎜程の小さなハナアブだが、花の周りを自由自在に飛び回る飛翔の名手。停飛、急発進、自由自在だ。
最近話題のアメリカの軍用機オスプレイは、45度の角度で前進すると墜落の可能性があるそうだ。だが、このモモブトチビハナアブは45度を保ったまま難なく前進してみせる。これ、航空力学に貢献しないのかな?
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撮影:2012.6.29 / NIKKOR ED70-180mm F4.5-5.6D
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by escu_lenta_05 | 2012-07-07 18:30 | ハエ・アブ・カ

金色の昆虫 koneta

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今朝も雨空。梅雨末期だから仕方がない。作業の気分転換に、雨が小降りになるのを見計らって庭で昆虫を写す。
伸び放題のメヒシバの葉に、雨が大小の水玉になって散らばっている。隣には緑を帯びた黄金色に輝く美しい昆虫が、水玉と並んで止まっている。
ブログの記事タイトルは「金色の昆虫」。「お、どんな虫!」と興味を引くだろうが、キンバエの一種だと判れば、直ぐにブログを閉じて仕舞われそう。それでもめげずに続ける。
キンバエ類は動物の腐敗したものや糞、ゴミなどに集まるから嫌われる。だが、幼虫が人間にとって厄介なものを分解してくれるのだから、キンバエにしてみれば、嫌われるのはお門違いだろう。
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以前から何度も登場するタイムの花にもキンバエが吸蜜に来ている。見れば、そのあたりに4,5匹キンバエがいる。鬱陶しい梅雨の季節は、ハエが大いに繁殖するのだろう。家の直ぐ横は犬の散歩道。ハエの餌が一杯転がっているのも、キンバエが集まる理由かもしれない。
キンバエ類は良く似た種が多くて悩まされる。同定のポイントは、色彩の違いもあるが、頭部や胸部に生える毛。上の2枚の写真は同じ種のように見えるが、上がヒロズキンバエで、下がヒツジキンバエのようである。どれも、沿岸地方に良く見られる種類らしい。
撮影:2012.7.5 /Canon MP-E65mm F2.8 1-5x
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by escu_lenta_05 | 2012-07-06 05:55 | ハエ・アブ・カ

クチナガハリバエの不思議な行動

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庭の洗い場の縁にハエが止まっている。胸背と腹部に鋭い毛が生え、脚がやや長め。どうやらヤドリバエの一種のようだ。
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マクロレンズで覗いて驚いた。口吻がシギゾウムシのように長い。さらにビックリ。その端に水玉が付いている。暫く見ていると、水玉は吸い込まれて直ぐに消えてしまった。また暫くすると、水玉が再び現れだんだん大きく膨らんで行く。水玉が消えたり現れたり、この不思議な行動を何度も繰り返している。
チョウにはポンピングという行動がある。水の滲みた地面で吸水するチョウが、口吻で水を吸いながら、お尻の先からおしっこのように水を排出する行動である。暑い盛りに偶に見ることが出来るが、これは体温を下げるための行動だと見られている。
今は夏盛りでもなく、しかも早朝。ヤドリバエが体の冷却のためにポンピングしているとは思えない。それに、口吻の先の液体はほんの少し。これでは水冷却効果は期待できそうにもない。では一体なんのための行動なのだろうとネットを探る。
どうやら吸った液を口吻の先で空気に晒し、水分を飛ばして濃度を高める行動のようだ。言われてみれば、クチナガハリバエに限ったことではない。他のハエでも、口吻の先に水玉をつけているのを何度か見たのを思い出した。ことさら長い口吻の先で消えたり現れたりする場面が、あまりに印象的だったから、とても特別な行動に思えただけのようである。
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種名を調べてみれば、このハエはコガネムシの幼虫に寄生するクチナガハリバエのようである。長い口吻は花の蜜を吸うためらしい。果たしてそうなのかと、満開のタイムの花を探すと直ぐに見つかった。実際に花の蜜を吸う様子を見ると、長い口吻の訳を納得する。
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更に花を見ていると、姿形はそっくりだが、口吻の短いのがいる。さてこれは別種なのか、それとも雌雄差なのだろうか。ご存じの方はご教示下さい。

撮影:2012.6.26 / NIKKOR ED70-180mm F4.5-5.6D
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by escu_lenta_05 | 2012-06-27 09:51 | ハエ・アブ・カ

ヒトスジシマカの吸蜜

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鬱陶しい梅雨の最中だが、さらに鬱陶しいのが出始めた。蚊である。
幼生期を水中で過ごす蚊にとって、雨の季節は繁殖の好機だ。雨が降り続けば、いつもは水の無い窪地や竹の切り株などにも水が溜まり、蚊の発生源となるだろう。
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庭で花盛りのタイムの花に集まるハチを撮影し始めると、顔や手足に早速蚊が群がって来た。両手でカメラを支えているから、刺されるままで撮影を続けるしかない。
痒みに耐えながらタイムの花を見ていると、ヒトスジシマカが花に止まり、口吻を伸ばし吸蜜を始めた。
蚊は、動物の血を吸うのは雌だけで、雄は多くの昆虫同様に花の蜜を餌にしている。蚊の雌の触角は細い糸状だが、雄のそれはふさふさの毛に覆われている。写真の吸蜜中のヒトスジシマカもやはり雄に間違いない。

撮影:2012.6.26 / NIKKOR ED70-180mm F4.5-5.6D
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by escu_lenta_05 | 2012-06-26 21:37 | ハエ・アブ・カ

オドリバエ

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交尾している昆虫かと思えば、そうではなかった。近づいて良く観ると、オドリバエの一種がメスアカケバエ?の雄を捕えているのだった。
オドリバエはムシヒキアブと同じく、他の昆虫を捕獲して餌にするハエの仲間だ。先日のサシガメ類のように、獲物に長い口吻を突き刺して、体液を吸うのである。
オドリバエ類は婚姻贈呈という習性が良く知られている。求愛する雌に、雄は捕えた獲物をプレゼントする。そして、雌がそのプレゼントの獲物を食べている間に交尾する。今度は、是非そんな場面を写してみたいものだ。

撮影:2012.5.5 / TAMRON SP AF Di 90㎜ F2.8
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by escu_lenta_05 | 2012-05-14 18:27 | ハエ・アブ・カ

春告げの春蚊

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お迎えの時間の合間に、付近の里山を歩いてみた。春彼岸を過ぎて、ようやく春らしい暖かさを感じるようになった。冬草の間から、ツクシが伸び出し、オオイヌノフグリの花がコバルトブルーの花を咲かせている。だが、春らしい風景はそれ位で、畔や土手のほとんどは、まだ枯草に覆われたままである。今年は異様に春の進行が遅い。
それでも、野道の傍らで、モンキチョウやキチョウ、そしてキタテハの飛ぶ姿が見える。昆虫の活動が始まっているのを見て、春が確かにやって来たのを確信する。そして、もう一つ春の到来を知らせる昆虫が見つかった。ハマダラハルカだ。早春の短い期間だけ姿を見せるハルカ科の昆虫である。第三期から生きながらえている小さなハエである。ありえない出来事が頻発するから、もしや春はもう来ないのかと不安になっていたが、今年も季節どおりに姿を見せた生きた化石が、鬱々とした心持をやっと晴らしてくれた。 

*ハマダラハルカの過去の記事もご覧ください。→ 「春蚊は遙かより」
撮影:2012.3.29 / TAMRON SP AF Di 90㎜ F2.8
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by escu_lenta_05 | 2012-03-29 17:47 | ハエ・アブ・カ