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Colocasia's Photo World

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カテゴリ:脈翅類( 5 )

クロセンブリ

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棚田の脇の道を歩いていると、
ネザサに2㎝ほどの黒い昆虫が止まっていた。
頭はヘビトンボのようだが翅はトビケラのようでもある。
この少し変わった昆虫は、センブリ科のクロセンブリである。

幼虫は肉食性で、緩やかな流れの小川や池沼に棲み、
2月ごろ地上に上がって蛹になる。
西日本では、成虫は4月下旬頃羽化する。
水が温み始める頃に姿を見せる春を告げる昆虫といえるだろう。
幼虫期は肉食だが、成虫は花の花粉を食べるので、
水域を離れた草の葉などに止まる姿を見ることが出来る。

これに似た近縁種にヤマトセンブリがある。
こちらは古い図鑑には普通に見られると書かれているが、
現在は環境省のRDBに名を連ねているから、
最近は数がかなり少なくなっているのだろう。
クロセンブリはこれより一般的な種のようだが、
どこでも簡単に見られる訳ではない。

チョウやトンボなどのようなポピュラーな昆虫ではないが、
この変な姿形が何とも魅力的に思える。
同じく春を告げる昆虫であるのに、
ギフチョウなどの人気の昆虫の影で、
ほとんど見過ごされてしまいそうな里山の貴重な生きものに違いない。

撮影:2011.4.24/TAMRON SP AF Di 90㎜ F2.8
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by escu_lenta_05 | 2011-04-25 11:20 | 脈翅類

カスリウスバカゲロウ?

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雨戸にウスバカゲロウが止まっていた。
翅には黒褐色の斑点が沢山あるので、良く見掛けるウスバカゲロウでは無い。
後で同定出来るようにと全体写真を写したのだが、
これがどれも不鮮明に写っていて役立たない。
カスリウスバカゲロウに似ているようだが、
そんな訳ではっきりと特定はできないでいる。
また庭にやって来てくれれば良いのだが・・・。

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by escu_lenta_05 | 2009-06-29 05:54 | 脈翅類

ヤマトシリアゲ



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ヤマトシリアゲが羽化を始めたようで、
里山を歩くと、草の上に止まっている姿を良く見るようになった。
とても普通の昆虫だが、見つけるとついカメラを向けてしまう。
ポピュラーで、しかも姿と和名がこれほどピッタリな昆虫はそれ程多くない。
ヤマトシリアゲのように、馴染みで特徴がはっきりした生きものに出合うと、
皆様に生きものの話しをさせて頂く機会に、何かと役立つこともあるので、
ついじっくりと写すことになってしまう。

ところで、5月6日は、里山の衰退と昆虫の減少との関連をメインに
神戸の里山と自然」と題して講演をしますので、
お近くにお住まいで、興味のある方は是非お越し下さい。

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by escu_lenta_05 | 2009-05-04 05:47 | 脈翅類

うどんげのはな



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クサカゲロウの仲間の卵塊を「うどんげのはな」という。
細い糸状の先に白い長楕円形の卵が集団で、
電球のかさや葉の裏などに生み付けられていて、
とても昆虫の卵には見えない。
サンスクリットの優曇華はイチジクの1種のFicus glomerataで、
3000年に1度しか咲かないのだそうだ。

おそらくヨツボシクサカゲロウのものと思うこの卵塊は
庭のバイカウツギの葉に付いていた。
孵化の様子が面白い昆虫なので、
枝毎切り取って部屋で撮影することにした。

その夜直ぐに1頭が孵化したので、
昆虫撮影用のミニスタジオにセットしてスタンバイ。
待てど暮らせど後が続かない。
それから三日目の今朝までそのまま。
ヨツボシクサカゲロウの卵塊も私にとって3000年に1度の花のようだ。
(右上のけむくらじゃなのが、一頭だけ孵化した幼虫 )
[Canon EOS20D MP-E65mm F2.8]


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by escu_lenta_05 | 2008-06-15 09:40 | 脈翅類

ヤマトシリアゲ

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シリアゲムシ類は雄がサソリのようにお尻の先を上げているのでシリアゲムシと言う。
このお尻は見かけばかりで、触っても痛くも何ともない。
標高の高い所には珍しい種類もいるが、こちらは低山地や平地でどこでも見られる普通の種。
この仲間は飛翔力が弱く飛ぶと言うよりも舞い落ちる感じの飛び方だ。
しかし、行動はなかなか面白いので、見つけたら座り込んで暫く見ていると驚きの発見があるかもしれない。
[Nikon D2x Micro-NIKKOR 105mm F2.8D]
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by escu_lenta_05 | 2008-05-11 09:17 | 脈翅類