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Colocasia's Photo World

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<   2008年 05月 ( 31 )   > この月の画像一覧

林の黒いアリ

第29回SSP展の御案内
日本自然科学写真協会の第29回SSP展は6月6日の東京を皮切りに、大阪、京都、宮崎、岡山など各地を巡回します。中村征夫、栗林慧、海野和男、竹内敏信などTVや写真雑誌でお馴染みのネイチャー系の写真家の作品も展示されますので、お近くの方は是非ご覧下さい。なお、私の写真は2月5日にアップの「アカクビナガハムシの幼虫」です。




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アリの中で一番馴染み深いのはクロヤマアリだろう。
あまり植物の生えていない開けた場所が好きだから、
公園、学校の校庭、庭先などで普通に見ることが出来る。
子供の科学雑誌の付録に蟻の観察セットが付いてくる。
それを使って早速観察観測したくなって、
庭に飛び降りてクロヤマアリを採ってきた思い出のある人も少なくないだろう。
その見慣れたアリの方は灰褐色で、あまり艶やかさは無いが、
今日の画像のハヤシクロヤマアリは特に腹部の辺りが艶やかなビロード状で、
体全体がクロヤマアリに比べて遥かに黒光りしているから、
姿はそっくりでもその色合いの違いで区別出来る。
ハヤシクロヤマアリは、住んでいる場所も名前のように林に多い。
似たもの同士、
クロヤマアリは草地に、ハヤシクロヤマアリは林にと住み分けているのだろう。
[Nikon D2X ED70-180mm F4.5-5.6D]



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by escu_lenta_05 | 2008-05-31 06:25 | ハチ・アリ

黄金のアブ

第29回SSP展の御案内
日本自然科学写真協会の第29回SSP展は6月6日の東京を皮切りに、大阪、京都、宮崎、岡山など各地を巡回します。中村征夫、栗林慧、海野和男、竹内敏信などTVや写真雑誌でお馴染みのネイチャー系の写真家の作品も展示されますので、お近くの方は是非ご覧下さい。なお、私の写真は2月5日にアップの「アカクビナガハムシの幼虫」です。




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キアシキンシギアブは黄足金鴫虻と書くのだろう。
肢が黄色で、体が黄金色をしたシギアブ科の昆虫ということになる。
シギアブの肢は細て長く、その姿を水鳥のシギに見立てたようだ。
体長は10㎝前後だが、ハエの仲間にしては金色に輝いて美しいから
見つけるとカメラを向ける人が多いようで、
インターネットで検索すると画像付きの記事がたくさんヒットする。
今日の画像は雌なので、複眼が小さく、産卵間近のようでお腹が膨れていて、
腹節の間の黒い膜が帯のように目立っている。
しかも、草に足でへばり付いているからちょっと不細工。
一方雄は複眼が大きく、腹部は一面金色でずっとスマートでだから、
長い脚で草の葉に止まる姿はまさにシギである。
今度はその美麗な雄の姿をと思うのだが、
京都府や三重県ではレッドデータ種に選定されているくらいだから、
ご飯の上を飛び回って嫌われる五月蠅いハエとは大違いで、
簡単に出会えそうにはなさそうだ。
[Canon EOS20D MP-E65mm F2.8]



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by escu_lenta_05 | 2008-05-30 06:56 | ハエ・アブ・カ

メダカナガカメムシのおんぶ

第29回SSP展の御案内
日本自然科学写真協会の第29回SSP展は6月6日の東京を皮切りに、大阪、京都、宮崎、岡山など各地を巡回します。中村征夫、栗林慧、海野和男、竹内敏信などTVや写真雑誌でお馴染みのネイチャー系の写真家の作品も展示されますので、お近くの方は是非ご覧下さい。なお、私の写真は2月5日にアップの「アカクビナガハムシの幼虫」です。




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今日も小さな昆虫の登場。
メダカナガカメムシは体長2.5㎜前後。
河川敷などに生えているクズの葉を捲ると、
ザワザワと蜘蛛の子を散らすように逃げる虫がいたら多分このカメムシだろう。

複眼に柄があって飛び出しているから和名は目高がつく。
体型の長いナガカメムシ科に近いグループなので長亀虫なのだろうが、
見た目はむしろずんぐりとしていて、背高亀虫と呼びたいぐらいだが、
目高背高亀虫ではちょっと変だから、やっぱり目高長亀虫が良い。

ため池の土手のクズの葉を覗くと、やっはりこのカメムシが見つかった。
馬乗りになっているペアがいたので、交尾中と思いこんで撮影した画像をモニターで見ると
上の雄は逆向きで馬乗りに成っているだけで、交尾しているのではなかった。
酷い老眼の所為で、小さな虫相手の撮影は感でピントを合わせているようなもだ。
後でじっくり見て、意外なものが時々写っていたりするのである。
クズの葉の裏で見つかるメダカナガカメムシは大概二匹がペアになっていることが多いので、
交尾中と思いこんでいたのだが、実は単におんぶしているだけのものも結構あるのかも知れない。
おんぶか交尾中なのかを、今度じっくりと確認してみよう。
普通種の昆虫でも、生態や行動が案外判っていないことが多いから、
このおんぶにも何か面白い理由があるかもしれない。

ところで、主役の虫が小さいので今日は画面サイズは少し大きめです。
この程度の方がよければ、今後これで行こうかと思ってます。
[Canon EOS20D MP-E65mm F2.8]



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by escu_lenta_05 | 2008-05-29 06:16 | セミ・カメムシ

初夏の白い妖精

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先日、例によって庭の昆虫巡りをしていたら、
白い綿に覆われた2㎜ほどのアブラムシが葉の上に止まっているのを見つけた。
小さな白い妖精のようで、北海道で冬の使者として有名な
あのユキムシ(雪虫)にそっくりのとても愛らしい姿だ。
急いでカメラを取って来てレンズを向けた途端、
何処かへ飛んで行ってしまった。

北海道ではユキムシが飛び始める10月中旬頃に雪が降り始めるのだそうだ。
今は5月末だし姿はそのユキムシに似ていても、
それとは別のアブラムシであるのは確か。
その正体を確かめようと毎日気に掛けていたが、
その日以降はなかなか現れないのである。

色々作業や所用が重なって長く里山巡りをサボっていたので、
昨日は時間を作って近場を歩いてみた。
2,3日のことで、自然の様子はすっかり変わってしまうから一週間も明けるのは拙い。
やはり無理してやって来てよかった。
何と探していた白い妖精がいたのである。
帰宅してから図鑑を調べてみるとエノキワタアブラムシという種だった。
エノキやムクノキの葉に寄生するらしい。
庭で見たのはエノキの木の直ぐ下だから、この木で発生したのだろう。

アブラムシは翅のない雌だけで子供を産む単為生殖で知られるが、
寄主を替えるため移動しなければならない時期に翅のある雌が生まれる。
北海道のユキムシの和名はトドノネオオワタムシで、
トドマツからヤチダモに寄主を替える時に有翅の雌が生まれて、
白い天使となって初雪を呼ぶけれども、
さて、この初夏のエノキワタアブラムシは一体何を呼んでくれるのだろうか。
[Nikon D2X ED70-180mm F4.5-5.6D]


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by escu_lenta_05 | 2008-05-28 06:42 | セミ・カメムシ

ヒメマルカツオブシムシ

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今日の昆虫はヒメマルカツオブシムシ。
姫丸鰹節虫と漢字書きなら判りやすい。
小さくて丸い鰹節虫と言うことで、カツオブシムシの仲間は
幼虫が鰹節などの乾燥した動物質を餌にしている種が多い。
このヒメマルカツオブシムシは衣類の大害虫。
お気に入りのウールのセーターに穴を開けられて
悔しい思いをした人も多いだろう。
犯人はこのヒメマルカツオブシムシの幼虫と疑ってまず間違いない。
成虫は写真のように花に集まり、特に白系花が好きなようである。
庭の花にこの昆虫が現れたら、大事な服は大丈夫か一度調べて見るのが良いでしょうね。
[Canon EOS20D 、Planar 85mm F1.4+エクステンションチューブ]



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by escu_lenta_05 | 2008-05-27 06:51 | コウチュウ

スダチの花




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スダチは結構前から綺麗に花を咲かせていたのに、
アゲハの幼虫やヤニサシガメの舞台として話題に上ったものの、
なかなか主役の出番がなかった。
もうそろそろ花も終わりなのでいよいよアップすることにした。

スダチばかりでなく、今年は草木の花付きが良いと思う。
例年に比べて見事に咲いている植物に良く出会う。
以前紹介したシークァーサーも小さな実がたくさん成っているから、
この花数ではスダチの実もたくさん結実しそうで、
今年は香りつけの柑橘には不自由しないかも知れない。
[Canon EOS20D 、Planar 85mm F1.4+エクステンションチューブ]



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by escu_lenta_05 | 2008-05-26 15:50 | 植物

ホソヒメヒラタアブの飛翔




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ヒラタアブの仲間は花の上などでホバーリングするので、
飛びものの撮影としては難しくない。
とは言っても、クマバチのように大きくないから、
ある程度見られる程度のサイズに写すには
カメラを近づけて撮影することになる。
そうなると被写界深度が浅くなり、
被写体が少し動いただけでピントが外れてしまう。
これは体長さ7㎜程のホソヒメヒラタアブ。
エクステンションチューブを着けた50㎜のレンズのマニュアルフォーカスで
撮影したので、結果は半分、いやいや、かなり運任せでもある。
[Canon EOS20D 、Planar 50mm F1.4+エクステンションチューブ]



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by escu_lenta_05 | 2008-05-25 06:01 | ハエ・アブ・カ

ノミバッタ




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PCのモニターで見ると大きく見えるだろうが、
ノミバッタは体長5㎜程の小さなバッタ。
ご覧のように後ろ足が発達していて、
蚤のように跳躍力に優れたバッタである。

庭先で毎年見掛けるから、我が家で発生しているに違いない。
餌は何かと調べてみると、藻類や苔。
苔むした素焼きの鉢の上やその周り見つかるのは、
この苔を餌にしているからなのだろう。

ノミバッタは成虫で越冬するから、
春に見掛けるのは越冬した個体ということになる。
夏場にほとんど見ることがないのは幼虫期だからということか。
成虫が5㎜程なのだから、幼虫を見つけるのはかなり難しそうだ。
と言いながら、幼虫ばかりか卵も見つけるぞと思うのである。
[Nikon D2x Micro-NIKKOR 105mm F2.8D]



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by escu_lenta_05 | 2008-05-24 05:47 | バッタ・カマキリ

ナガメの脱皮




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先日アップしたナガメの1齢幼虫が脱皮した。
孵化の様子を写そうと狙いながらみすみす逃してしまったので、
脱皮こそ逃すまいと、時々飼育容器を覗いてチャンスを待っていた。
昼頃覗くと、薄いオレンジの幼虫が見える。
一匹が脱皮を始めていた!
大あわてでカメラをセットし、何とかそのシーンを残すことが出来た。

カメムシは孵化した1齢幼虫は卵塊の周りに固まって、
飲まず食わずで2齢幼虫の脱皮まで動かない。
このナガメもそうだった。
脱皮後しっかり体が固まると、
餌に置いたセイヨウカラシナの蕾や茎に止まって吸汁を始めた。
1齢幼虫が一切餌を食べないのはしっかり体を固めるためで、
栄養は卵期の貯えを使っているのだそうだ。
臭い臭いと言われてばかりで見向きもされないカメムシだが、
じっくり見ているとなかなか面白い習性が垣間見えてくる。
[Canon EOS20D MP-E65mm F2.8]



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by escu_lenta_05 | 2008-05-23 06:04 | セミ・カメムシ

ギンリョウソウ



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自宅から5分ある無しの所に開発から免れた雑木林がある。
大きな樹に囲まれた鬱蒼とした林で、半ば涸れてはいるが細い流れもある。
薄暗い湿っぽい環境で、一人で歩くのは少し抵抗があるのだが、
近場でこれほど自然の残った場所は無いから、
仕事の少しの空き時間に時々ここを彷徨くことが多い。

飼育中のチョウの幼虫を採りに行った帰り、ここを歩いていると、
道の脇の草の陰にギンリョウソウを見つけた。
葉緑素がない腐生植物で、動物の死体などのあった辺りから生えるらしい。
血の気の抜けたような妖しい色が好きで、
この植物を見つけると何だか不思議な嬉しさを感じるのである。
[Nikon D2x Micro-NIKKOR 105mm F2.8D]


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by escu_lenta_05 | 2008-05-22 06:38 | 植物