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Colocasia's Photo World

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<   2008年 06月 ( 30 )   > この月の画像一覧

ツトガの侘びさび


 
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障子に細長いガが止まっている。
羽化して間もなそうな翅の鱗粉がほとんど落ちていない綺麗なツトガである。
ガの仲間は昼間は草陰に隠れていて出会うチャンスが少ないので、
自ら家の中に舞い込んで来てくれるのは有り難い話しだ。
ツトガはシバが食草という。
庭はシバを張っているので、恐らくここから生まれたのだろう。
綺麗なシバを敷き詰めたゴルフ場にとってはこのガは害虫だろうが、
雑草抜きを全くしない我が家のシバにこのガが発生しても全く支障は無い。
被写体が自然発生するので寧ろ有り難い。
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その翅の先をじっくり観察すると驚く。
だた細長い薄茶の翅と思いきや、
薄墨色や銀の線で細かく彩色されている。
匠の手による工芸品を見ているような錯覚に陥るほど完璧な美的センス。
自然の作り出す侘びさびの世界を見るにつけ、
和先入観で「ガ」と一瞥してはいけないと思うことが少なくない。
[1枚目:Nikon D2X ED70-180mm F4.5-5.6D]
[2枚目:Canon EOS20D MP-E65mm F2.8]


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by escu_lenta_05 | 2008-06-30 05:03 |

我が家のジャングルの一角で


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あまり手入れをしない我が家の庭には、
色々な昆虫が集まってくるので身近で撮影が出来てとても有り難い。
昆虫がたくさんやって来るよう管理を手控えていると言えば聞こえが良いが、
それを口実に草取りをサボっているのが本音に近い。
なかでもハーブを色々植えた一角はシソ科の植物が生きよい良く生長する季節。
だからそこはすごいジャングル状態で、さすが昆虫たちはそこを見逃さない。
花盛りのクリピング・タイムの前にしゃがんで虫の目で虫を探す。
私を獲物と間違えているらしいオオカマキリの幼虫とさっそくばったり。
[Nikon D2X AF50mm F1.4D+簡易魚眼レンズ]


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by escu_lenta_05 | 2008-06-29 05:37 | バッタ・カマキリ

クサギカメムシの脱皮


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庭のモモに何か昆虫が来ていないかと枝葉の隅々を探していると、
葉の裏に脱皮したばかりのクサギカメムシの2齢幼虫を見つけた。
体が乳白色だらから、脱皮早々なのだろう。
近くには脱皮殻も残っている。

クサギカメムシはクサギというとても臭い匂いの樹に良く見られる。i
和名はそれに由来しているが、このカメムシそのものもクサギに負けず
とても臭いカメムシ臭がする。
それで、悪臭のある不快昆虫の代表選手だ。
そんなことを忘れて脱皮早々の幼虫を見てみると、
意外に可愛い風貌をしていると思うのは私だけだろうか。
[Nikon D2X ED70-180mm F4.5-5.6D]


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by escu_lenta_05 | 2008-06-28 06:42 | セミ・カメムシ

コオイムシの孵化


 
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コオイムシは雌が雄の背中に卵塊を生み付ける。
雄は卵塊を背負ったまま幼虫が孵化するの守るという変わった習性がある。
孵化した幼虫は体が全部抜ける寸前に水中にダイビングして、
直ぐに雄の背中から離れて行く。
幼虫はそのまま水面に浮かんで、死んだように動かない。
下手に動くと、水中の魚やヤゴに襲われるからだろ。
さらに驚くのは、卵の大きさに比べるてかなり大きな体長であることだ。

けなげに卵塊を背負って守る雄親は次回にアップします。
[1枚目:Canon EOS20D MP-E65mm F2.8]


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by escu_lenta_05 | 2008-06-27 17:41 | セミ・カメムシ

ムラサキシジミ


 
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息切れしそうな気分になったりする梅雨最中ですが、
晴れやかなムラサキシジミに出会うと救われる思いです。
[Nikon D2X ED70-180mm F4.5-5.6D]


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by escu_lenta_05 | 2008-06-26 06:00 | チョウ

カバ、それともジュゴン似?


 
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シロコブゾウムシはゾウムシの中で最も見掛ける機会の多い種の一つだろう。
体長15㎜前後と微少な種の多い昆虫としてはさほど小さく方ではないから、
身近な公園、堤防、そして道路の緑で暫く目を凝らせば案外簡単に見つかるものだ。
シロコブゾウムシはクズやハギなどのマメ科の葉を食べるので、
そうした植物が多い場所を狙うのもポイント。

今このシロコブゾウムシを飼育中。
ある日家に着いて車を降りようとすると服にこのゾウムシがくっついていたのを、
庭に放るのも気が引けてテーブルの花の上に乗せて置いた。
時々眺める内に愛着が湧いて来て、
好物のハギ類の葉を時々換えるようになり、
気が付けば飼育しているという訳だ。

飼育して初めて判ったのはあまり芸のない昆虫ということ。
野外で掴めると脚を縮めて偽死をするのはご存じだろうが、
それを別にすればほとんどじっと止まって動かず、
時々葉を食べるだけの本当に芸無しだ。
しかも、その葉の食べ方。
ハギの葉を一枚食べ始めて満足すると次に食べるのは隣の別の葉だ。
それだから枝に食べかけの葉がずらりと並ぶことになる。
まるでクッキーやビスケットをチョイと囓っては
次の一枚に手を出すしつけの悪い子供のようである。

こんな芸無し君だが飼っていると家族が時々眺めては、
太くて長目のおっとりした風貌に癒しの一時を楽しんでいるようので、
私もその穏やかな顔を時々スナップしている。
そのおっとり顔が何に似ているかと聞くと一番はカバらしい。
なるほどそうも見える。バクに見えに事もない。それともジュゴンだろうか。
そんなことに悩んでいても仕方がないから、
この一人ぼっちの芸無し君もそろそろ野に放してやった方が良いかも知れない。
[1枚目:Canon EOS20D MP-E65mm F2.8]


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by escu_lenta_05 | 2008-06-25 10:43 | コウチュウ

人面カメムシの誕生


 
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ナガメの卵塊をクローバーの葉で見つけて、
これまで孵化の瞬間2齢の脱皮の瞬間3齢になった幼虫
このブログに紹介してきたが、それがようやく羽化した。

孵化が始まったのは夜の8時7分頃。
10分後の8時17分のにすっかり殻から抜け出した。
羽化直後は前身薄いオレンジの体色だったのが、
8時45分頃にはうっすらと成虫の斑紋が見えてきた。
2時間後にはオレンジの字に黒い斑紋がかなりくっきりとなって、
完璧に近い人面カメムシと言って良いくらいである。
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孵化からほぼ一月。
長くお付き合い頂いた皆さんに、
細目巨鼻のりっぱな面構えの人面君をやっと紹介出来ました。
[1枚目:Canon EOS20D MP-E65mm F2.8]
[2枚目:Nikon D2X ED70-180mm F4.5-5.6D]


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by escu_lenta_05 | 2008-06-24 06:02 | セミ・カメムシ

シロタエギクとキマダラセセリ


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買い物に出ようとして庭のシロタエギクの前に来ると、
オレンジ色のセセリチョウがサッと飛び去った。
暫くすると綺麗に咲いているシロタエギクの花に舞い戻って来て吸蜜を始めた。
眩しいくらいのレモンイエローの花に、
黒とオレンジのマダラ模様も鮮やかなキマダラセセリの取り合わせ。
梅雨の鬱陶しさを一掃してくれそうな光景である。
肩にかけていたカメラで当然スナップする。
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セセリチョウの仲間は見た目がガに良く似ているから、
チョウが苦手でない人でも嫌いな人が結構多いようだ。
それに、派手な色彩をしたチョウの中にあっては、
地味な茶褐色で模様も大人しめな種が大半だから今一人気に乏しい。
しかし、このキッパリとしたコントラストのキマダラセセリは例外だろう。
変な表現だが、ガらしくないセセリチョウ。
と言うことで、その表の斑紋も見て頂こうと、
2枚目に先日撮影した羽化間もない個体もアップしてみた。
[1枚目:Nikon D1x SIGMA 17-70mm F2.8-4.5DC]
[2枚目:Nikon D2X ED70-180mm F4.5-5.6D]


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by escu_lenta_05 | 2008-06-23 05:29 | チョウ

草原のランデヴー



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モンキチョウは草原のチョウ。
緑の野原で飛び回る白や黄のモンキチョウはかなり目立っている。
モンキチョウは紋黄蝶のことで、
雄は全て黄色だからこれで問題はないのだが、
雌には黄色と白色のものがいる。
だから、雌の白色のものをモンシロチョウと勘違いしている人も多いだろう。
白色の雌は紋白紋黄蝶ということになって何だかややこしい。
この白色のモンキチョウ、
北の地方ほどのその割合が多いのだそだ。

黄色や白色のモンキチョウがもつれ合いながら
草原の上をランデヴー飛翔ししいる光景には良く出会すものだ。
白色の雌の割合が多い地方であれば、
黄色いのは雄で、白いのは雌と判断出来る確率は高いはず。
一方、黄色い雌もそれなりに多い地方では、
一緒に飛び回っている姿を見て、
どちらが雄雌かを判断するのはかなり難しいことになる。
普通に考えれば雄が雌を追い回すのだから、
前に飛ぶのが雌で、
後から追いかけているのが雄と話しは簡単。
飛び回るモンキチョウを観察していると、
雄の後を結構雌も追いかけたりするのだからややこしい。

草原のモンキチョウのランデヴーを一目見て、
それぞれ雄雌を言い当てることが出来れば、
チョウの超マニヤかも。
[Nikon D2X ED70-180mm F4.5-5.6D]


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by escu_lenta_05 | 2008-06-22 07:41 | チョウ

メタリックグリーンの妖精



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里山に普通に見られるゼフィルスで最も美しいのはミドリシジミだろう。
梅雨最中の今、このチョウの羽化の最盛期。
ハンノキの生える湿地や耕作を止めた水田などの縁を歩くと、
人影に驚いたミドリシジミがパッと飛び出してくる。

止まった辺りを良く見ると、
翅を閉じたミドリシジミが草の葉に止まっているに違いない。
暫く静かに見ていると少しずつ両翅が開いてくる。
梅雨空の雲の切れ間の薄日を受けて、
うっとりする程美しいビリジャンの輝きが、
翅の隙間に次第次第に見えてくる。
そろそろV字に開く頃、緑と青の光が交錯する魔法の光を放つ。
メタリックグリーンの妖精が目映い宝石になる瞬間だ。

里山に普通に見られたミドリシジミもやはり貴重になりつつあり、
埼玉県以西の16の都道府県でレッドデータに名を連ねている。
緑の衣装に包まれた西風の妖精もまた、
手の届かぬ高価な宝石になってしまうのだろうか。
[Nikon D2X ED70-180mm F4.5-5.6D]


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by escu_lenta_05 | 2008-06-21 06:25 | チョウ