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Colocasia's Photo World

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<   2009年 06月 ( 30 )   > この月の画像一覧

トゲナナフシの幼虫

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時々雨の降る山を歩いた。
知人よりヒメボタルが出ているとの情報があったので、
昼間だが、所用の帰り道に下見を兼ねて下草などを叩き網で叩いて探してみたのである。
以前、この方法で昼間に見つけたことがあったので、
もしやと思ってやってみたが、発生量が少ない所為か何も落ちてこない。
事情で暫く夜間に出られない状況なので、ヒメボタルを拝むのは先までお預けだ。
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その雨の中の叩き網でトゲナナフシの幼虫を2頭見つけた。
雨に濡れながらの山歩きも何らかの収穫があった訳である。
トゲナナフシの幼虫は4月にもこのブログで紹介している
その時は1.5㎝程の2齢位の若齢幼虫だったが、充分に3㎝は超える体長になっていた。
もう成体の半分ほどには成長しているから、4齢位なのだろうか。
トゲナナフシは普通林床付近で生活してるから、
雨の日は林床を離れて草の葉や枝に上って雨を避けているのだろう。
それ程お目にかかれないトゲナナフシだが、
雨の日に下草を叩き網すれば見つけやすいかもしれない。
これは思わぬ収穫だ。

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by escu_lenta_05 | 2009-06-30 06:21 | バッタ・カマキリ

カスリウスバカゲロウ?

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雨戸にウスバカゲロウが止まっていた。
翅には黒褐色の斑点が沢山あるので、良く見掛けるウスバカゲロウでは無い。
後で同定出来るようにと全体写真を写したのだが、
これがどれも不鮮明に写っていて役立たない。
カスリウスバカゲロウに似ているようだが、
そんな訳ではっきりと特定はできないでいる。
また庭にやって来てくれれば良いのだが・・・。

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by escu_lenta_05 | 2009-06-29 05:54 | 脈翅類

クロコノマチョウの幼虫

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アスファルトで舗装された林道を歩いていると、
虫食い痕のあるススキの葉が目に止まる。
あれかも知れないと葉の裏を覗くといた。
やはりクロコノマチョウの幼虫だ。

このチョウの食草はジュズダマ、ススキ、アワ、トウモロコシなどのイネ科の植物である。
クロコノマチョウは、以前は関東地方南部以西の太平洋側など、
温暖な地域でしかお目にかかれないチョウであったが、
最近はより北部や内陸部に生息域が広がりつつある。
多くの昆虫が減少傾向にある中で、こちらは勢力拡大を続けている。
このチョウが暖地性であることから、
近年の温暖化傾向が、生息域の拡大に影響していると見られている。
珍しかったチョウが増えたからと、喜んでばかりはおれない訳である。

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by escu_lenta_05 | 2009-06-28 05:33 | チョウ

ゲンジボタルの寿命

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10日ほど前に見つけたゲンジボタルを飼育しているが、
まだ元気に生き続けている。
寿命を知りたいこともあって飼育しているのだが、
生存期間が思ったより長いのに驚いている。
飼育は、フィルムケースの1.5倍程度の容器に草を入れて、
時々乾燥防止と餌を兼ねて水を補給しているだけである。

ゲンジボタルの野外での寿命はオスが3日で、メスが5日ほどで、
飼育など成虫がエネルギーをあまり消耗しない条件下では、
オスが13日で、メスが15日ほどだそうだ。
現在飼育中のオスが採集した日に羽化したとすれば、
この個体はあと数日は生きられることになる。

低温の日や天気の悪い日はゲンジボタルの活動は低下するので長く生きることになるがが、
高温で好天の日が続けば、特にオスは活発に発光しながら飛翔するので、
その分エネルギーの消耗が多く寿命が短くなるようだ。
自然下のゲンジボタルは、葉溜まった水滴などの水だけを餌にしているが、
飼育下ではスイカの汁や薄めた蜂蜜を与えるとより寿命が長くなるらしい。

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by escu_lenta_05 | 2009-06-27 06:02 | コウチュウ

オオバナミガタエダシャク

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今日はだだの止まりものの写真だ。

明け方に降った土砂降りの雨で、登山道はたっぶりと湿っぽい空気を含んでいる。
その雨でスギの大木もびっしょり濡れていて、
樹幹はいつにも増して黒々としている。
そんな黒っぽい樹皮に止まっているのだから、
淡い灰褐色のオオバナミガタエダシャクがよく目立ってしまうのだろう、
この他にも数頭お目に掛かることが出来た。
雨の降らない乾いた日であれば、
枯れたり苔むしたりした灰褐色の木の幹や枝にこのガが止まっていたら、
これ程容易く見つかる筈も無いだろう。

時は19世紀、所はイギリスの工業地帯。
マンチェスターやリバプール近郊では工業の発展と共に大気汚染が進み、
カシワの樹枝に生える地衣類が枯れてしまい、
灰色の苔に覆われていた樹皮はすっかり黒っぽくなってしまった。
今日の雨に濡れたスギの樹皮のように。
昼間は苔むした灰色の樹皮に止まって休む夜行性のオオシモフリエダシャクは、
隠蔽の効果も薄れ、すっかり天敵の餌食になってしまったのである。
それとは逆に、オオシモフリエダシャクの暗化型のものが、
カシワの幹が黒化する環境変化で、天敵の目から免れ易く個体数を増やしたのだ。
工業化によってオオシモフリエダシャクが黒くなったこの話は、
自然淘汰の具体的例として遺伝の教科書に出ていたのを思い出す人もいるだろう。

近年マンチェスターやリバプールでは大気汚染の対策も進んだという。
それによって、オオバナミガタエダシャクのような淡色のタイプのオオシモフリエダシャクが復活したそうだ。
それによって明らかになったのは、オオシモフリエダシャクは自然淘汰によって黒化したのでは無かったということ。
何故なら、進化によって獲得した形質は、決して逆戻りはしないからである。
オオシモフリエダシャクが短期間に黒化型に進化を遂げたのではなく、
単なる可逆的な適応に過ぎなかったことが明らかにされたのである。

こんな雨模様の森のオオバナミガタエダシャクはやはりよく目立つ存在だ。
鳥やトカゲの目がこれを見逃す筈はない。
灰褐色の隠蔽色に身を纏ったガには、人間どもの進化が云々という難しい論議の戦いとは無縁。
このエダシャクはお天気次第で日々変化する環境条件に晒されている訳だ。
だだの止まりものの写真と思って写した昆虫の風景だが、
実は、厳しい生き死にの一場面なのかも知れない。

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by escu_lenta_05 | 2009-06-26 06:17 |

あしながおじさんのお食事

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笹の葉の上でザトウムシがバッタの幼生らしいものを食べていた。
ザトウムシに出合うのは大抵薄暗い場所。
だから、まともに写すことが出来ない。
しかし今日は珍しく、木漏れ日が射す所にいるから絶好のチャンスだ。
それにお食事中でだだのお止まりポーズでないから、なお一層有り難い。

ザトウムシ類はクモ綱ザトウムシ目に属する動物で、
一見クモに似ているが、綱は同じでもいわゆるクモ類(クモ目)ではない。
名は座頭一のザトウで、別名はザトウグモやメクラグモ。
英語ではあしながおじさん(Daddy Long Legs)と呼ぶらしい。
座頭一とあしながおじさんではかなり対極のイメージだと思うのだが・・・。

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by escu_lenta_05 | 2009-06-25 05:53 | クモ

アリマウマノスズクサとジャコウアゲハの幼虫

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これはアリマウマノスズクサに止まるジャコウアゲハの幼虫。
だた葉に止まっているチョウの幼虫と、それだけのことなのだが、
アリマウマノスズクサは我が市を代表する植物として必ず登場するから、
この食草にいるジャコウアゲハの幼虫を見つけたら、
やっぱり素通りはできないので、一枚カメラに収めることになる。

アリマウマノスズクサは1937年に兵庫県有馬郡(現在の神戸市北区)の五社という所で、
牧野富太郎が発見したという。
近畿地方から九州に分布するオオバウマノスズクサの変種と見られていて、
葉が細く長いのが特徴で、別名をホソバウマノスズクサという。

我が市では平地では少ないが、山間部では珍しくないツル植物だ。
だが、個体数の割に花を見る機会は案外少ない。
大きツルでないとないとあまり花を咲かせないのが理由のようだ。
願わくば、独特の壺形の花とジャコウアゲハの幼虫を一緒に写し込むことが出来たら良いのだが・・・。

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by escu_lenta_05 | 2009-06-24 06:50 | チョウ

白いリング

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ヤナギの枝に見える白いリング状のものが昆虫だと言えば驚くだろうか。
昆虫とは言っても、成虫ではなく卵塊なのだが。
しかし、卵塊だとしても不思議な形である。

この昆虫の名はヒモワタカイガラムシ(紐綿貝殻虫)。
白いリングの左上に見える黒褐色の干からびたような楕円形のものが雌親だ。
これが白いリングの生みの親なのである。
無数の卵がこのリングの中に入っていて、白い綿状の物質が卵を保護しているのである。
カイガラムシ類の雄は多くの昆虫と同様に翅があるが、雌には翅が無い。
だから、枝に付いた白いリングの正体が一寸見ただけでは分かりにくいのである。

カイガラムシ類は植物の葉や枝に貼り付いてその汁を吸って暮らしている。
果樹や園芸植物に発生して植物を枯らしたりするので、
害虫となっているカイガラムシ類も少なくない。
幼虫は植物にぴったり貼り付いて、体をロウ物質で保護している種もあって、
農薬を散布してもなかなか効果が無いから、結構嫌われ者なのである。
なるほどそんな姿は、岩にくっ付く貝に似ているかもしれない。

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by escu_lenta_05 | 2009-06-23 06:35 | セミ・カメムシ

夏至

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昨日(6月21日)は二十四節気の夏至だった。
夏至は太陽の黄経が90度の点を通過する日である。
この日、太陽は赤道から最も北に離れ、北半球での南中高度が最大となる。
それ故、夏至は一年で昼間の時間が最も長く、夜の時間が最も短い日である筈だ。
しかし、日本列島の多くはこの時期は梅雨の最中だから、
日照時間(直射日光が地表を照射した時間)が冬至より少なくなったりする。

梅雨入り宣言してからほとんど雨の降らない日が続いていたが、
夏至になってようやく本格的な雨になった。
今年の夏至も、やはり例年通りに時より雨のぱらつく空模様で、
昼間の長い一日を体験出来ずに終わってしまった。

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by escu_lenta_05 | 2009-06-22 06:06 | 季節

ヒオドシチョウの寄生バチ

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以前、庭のエノキでヒオドシチョウが羽化した話題を紹介した。
次々と羽化したので、順調に皆成虫になるかと思っていたら、
何日待っても羽化しない蛹が数個あった。
だんだん赤茶を帯びてくるので、死んでいるのかと触ってみると少し蛹が動く。
さてどうなるのかと、そのまま飼育槽に入れていたら、
先日、入れたはずのないハチが飛び回っていた。
蛹から寄生バチが羽化したのかと蛹をチェックすると、
やっぱり丸い脱出穴が開いていた。
蛹は死んでいたのではなく、ハチに寄生されていたのである。
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チョウの幼虫図鑑を調べてみると、ヒオドシチョウのi蛹にヒメバチの一種が寄生するが、
種名は確定されていないと書いてあった。
蛹から出てきた寄生バチをもう一度見てみれば、これもやはりヒメバチ科に間違いない。
そこで今度はハチの載っている図鑑を調べてみる。
そう言っても、図鑑でヒメバチ科のハチを同定するのは至難の技だ。
大きな種や斑紋や形態などの特徴のはっきりした種を別にすれば、
どれも似たような姿や色彩のヒメバチ類を図鑑で同定するのは困難だし、
まずほとんどの種は図鑑に載っていないと思った方がよいからだ。
なぜなら、日本にはヒメバチ科だけで1400種以上が知られていて、
これら全てを網羅しようとすれば、ヒメバチ科だけで大部な図鑑になってしまう。
だから、一般の図鑑に載っているのはヒメバチ科のほんの一部に過ぎないのである。
だが、今は有り難い助っ人がある。
インターネット検索だ。
やはりヒットした!
ヒメヒオドシヤドリヒメバチ(Patroclus urticae (Uchida, 1926))というヒメバチが
ヒオドシチョウの蛹に寄生するようだ。
だが、情報はここまで。
図も形態の解説も無いから、この学名を頼りに記載文献を入手して調べるしかない。
さて、そこまで私にやる気があるかだが・・・。

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by escu_lenta_05 | 2009-06-21 06:40 | チョウ