ブログトップ

Colocasia's Photo World

colocasia.exblog.jp

<   2012年 07月 ( 10 )   > この月の画像一覧

ミナミアオカメムシ

e0089532_8311955.jpg

猛暑日が続いている。偶に雨でも降ってくれれば良いのだが、そのような気配は全くない。日照りの中、毎日の菜園の除草や水やりは厳しい作業だ。辛くても止める訳には行かないのが農作業である。
猛暑の中、いよいよ元気に生育中なのがゴーヤ。亜熱帯作物なのだから勿論だろう。夏バテ解消に嬉しいほろ苦い実の収穫が始まった。
e0089532_8313970.jpg

猛暑にめっぽう強いゴーヤにも厄介者がやって来る。ミナミアオカメムシである。実にとりついて陶酔顔で吸汁している。実が大きくなってからは影響も少ないが、太る前に吸われると、小さく歪な形の実になってしまう。
ミナミアオカメムシは南方由来の昆虫。こんな暑さには平気なのだろう。ゴーヤばかりか、トマト、ナス、インゲン、オクラ、トウモロコシ、・・・。菜園の今が旬の作物がどれもこれも狙われている。
撮影:2012.7.29 / Zoom-Micro NIKKOR ED70-180mm F4.5-5.6D
*クリックで画像は少し拡大します。
[PR]
by escu_lenta_05 | 2012-07-31 08:31 | セミ・カメムシ

オンブバッタの幼虫

e0089532_18472676.jpg

ウォーターミントは湿地に生える植物らしく、梅雨時は生き生きとして見える。ところがである、つい先日まで綺麗な葉だったはずなのに、何時の間にやら小さな虫食いがいくつも付いている。
e0089532_1847469.jpg

犯人捜しをしてみると、小さなバッタが直ぐに見つかった。オンブバッタの若齢幼虫だ。7㎜前後だろうか。こんなオチビが悪さをしていたとは。
ウォーターミントはミント系の香りのハーブの一種だ。植えているのは単なる物好きに過ぎず、香りを楽しむこともほとんどしないから、小さなバッタに喰われた所で一向に構わない。
e0089532_18475976.jpg

オンブバッタは香りの強い植物が余程好きなのだろうか。アオジソやキクの葉も良く食べる。アオジソは繁殖力旺盛な植物だから、少し食べられたくらいでは実害は少ない。しかし、キクの葉は拙い。葉は喰い痕から腐り、成長が悪くなり、花付きに影響する。雄と雌が始終オンブしている姿が睦まじいと、このバッタを見れば優しい眼差しを向ける人が多いのだが、実は園芸害虫に名を連ねる、花好きには厄介者なのである。


撮影:2012.7.6 /Canon MP-E65mm F2.8 1-5x
*クリックで画像は少し拡大します。
[PR]
by escu_lenta_05 | 2012-07-09 18:50 | バッタ・カマキリ

ニホンミツバチ

e0089532_648231.jpg

あれあれ、今日もタイムの花に集まる昆虫。團伊玖磨の随筆集『パイプのけむり』は全27巻。続、続々、又、又々、まだ、まだまだ・・・とタイトルの頭に付いて出続けた。最後は「さよなら」を冠して終わる。
さよならで終わるのはいつか判らないが、とにかく今日はニホンミツバチの登場である。
10日ほど前に最も盛んに訪花する姿が見られたが、今はあまり来なくなった。タイムの花の蜜の出が少なくなったのか、それとも他に良い蜜源が出来たのか。
e0089532_6493411.jpg

ミツバチのまともな飛翔写真を写していない。庭先にたくさん来るのはチャンスと、作業の合間に時々撮影してみた。しかし、目論見は見事外れた。タイムの花は隣同士がくっ付くように咲いているから、ちょこっと横に移動するように移ってしまう。飛翔時間はかなり短い。これではシャッターチャンスも無い。やはりちゃんと、ナノハナやレンゲの季節に気合を入れて撮影に出掛けるしか無いようである。
e0089532_6495968.jpg

タイムの花に集まるミツバチは、どれもニホンミツバチだ。以前なら、見るミツバチのほとんどはセイヨウミツバチだった。だが、現在は激減。米国ではミツバチのコロニーが崩壊する「蜂群崩壊症候群(CCD)」が広がり問題となった。原因はダニやウイルス感染の他、ダニ駆除剤や農薬などの化学物質、ストレスなどの様々な要因が複合して起きると見られている。
我が国でセイヨウミツバチが減少しているのは別の事情による。中国からの安い蜂蜜の輸入の増加である。国内の養蜂家が経済的に見合わないから、廃業する人が増えたのである。
一方、都市のビルの屋上にミツバチの巣箱を置くのも流行っているようだ。街中で見かけるセイヨウミツバチは、高層ビルから舞い降りてきたトレンディなハチかもしれない。

撮影:2012.6.26(上) / 2012.6.29(中) /2012.6.28(下) /Zoom-Micro NIKKOR ED70-180mm F4.5-5.6D
*クリックで画像は少し拡大します。
[PR]
by escu_lenta_05 | 2012-07-08 06:50 | ハチ・アリ

モモブトチビハナアブの飛翔

e0089532_18292069.jpg

またまた庭のタイムの花に集まる昆虫。ハナアブ科の一種のモモブトチビハナアブ。
体長9㎜程の小さなハナアブだが、花の周りを自由自在に飛び回る飛翔の名手。停飛、急発進、自由自在だ。
最近話題のアメリカの軍用機オスプレイは、45度の角度で前進すると墜落の可能性があるそうだ。だが、このモモブトチビハナアブは45度を保ったまま難なく前進してみせる。これ、航空力学に貢献しないのかな?
e0089532_18293559.jpg

撮影:2012.6.29 / NIKKOR ED70-180mm F4.5-5.6D
*クリックで画像は少し拡大します
[PR]
by escu_lenta_05 | 2012-07-07 18:30 | ハエ・アブ・カ

金色の昆虫 koneta

e0089532_5543064.jpg

今朝も雨空。梅雨末期だから仕方がない。作業の気分転換に、雨が小降りになるのを見計らって庭で昆虫を写す。
伸び放題のメヒシバの葉に、雨が大小の水玉になって散らばっている。隣には緑を帯びた黄金色に輝く美しい昆虫が、水玉と並んで止まっている。
ブログの記事タイトルは「金色の昆虫」。「お、どんな虫!」と興味を引くだろうが、キンバエの一種だと判れば、直ぐにブログを閉じて仕舞われそう。それでもめげずに続ける。
キンバエ類は動物の腐敗したものや糞、ゴミなどに集まるから嫌われる。だが、幼虫が人間にとって厄介なものを分解してくれるのだから、キンバエにしてみれば、嫌われるのはお門違いだろう。
e0089532_5545518.jpg

以前から何度も登場するタイムの花にもキンバエが吸蜜に来ている。見れば、そのあたりに4,5匹キンバエがいる。鬱陶しい梅雨の季節は、ハエが大いに繁殖するのだろう。家の直ぐ横は犬の散歩道。ハエの餌が一杯転がっているのも、キンバエが集まる理由かもしれない。
キンバエ類は良く似た種が多くて悩まされる。同定のポイントは、色彩の違いもあるが、頭部や胸部に生える毛。上の2枚の写真は同じ種のように見えるが、上がヒロズキンバエで、下がヒツジキンバエのようである。どれも、沿岸地方に良く見られる種類らしい。
撮影:2012.7.5 /Canon MP-E65mm F2.8 1-5x
*クリックで画像は少し拡大します。
[PR]
by escu_lenta_05 | 2012-07-06 05:55 | ハエ・アブ・カ

アオダイショウ

e0089532_928304.jpg

農道の土手に黒い蛇がとぐろを巻いていた。アオダイショウだ。
付近で良く見るヘビは、シマヘビが一番多く、次がマムシだろう。アオダイショウは、昔は農家の納屋や人家で普通に見られたが、最近は減少傾向のようだ。
e0089532_9284658.jpg

餌の減少もあるだろうが、密閉性の高いサッシ窓が増え、アオダイショウが自由に出入りできる棲家が減少したのも一因だろう。
*アオダイショウの過去の記事も参照ください。

撮影:2012.7.2 / Zoom-Micro NIKKOR ED70-180mm F4.5-5.6D
*クリックで画像は少し拡大します。
[PR]
by escu_lenta_05 | 2012-07-05 09:29 | 動物

オオカマキリの脱皮

e0089532_673377.jpg

棚田の畦道で、カマキリの脱皮殻を見つけた。メダケの枯れ枝に逆さにしがみ付いた格好だ。頭の部分から、少しちぢれたような触角の抜けた部分も残っている。
e0089532_681018.jpg

随分新しそうな抜け殻なので、辺りに脱皮の主はいなかと探すと、そのすぐ下の青い葉にオオカマキリの幼虫が止まっていた。体長は大よそ4㎝。この脱皮で、おそらく5齢になったのだろう。
オオカマキリの幼虫期間は7齢か8齢。成長の具合や雌雄の差で、齢数が異なるらしい。この様子だと、この幼虫は8月頃には立派な成虫になっているはずである。

撮影:2012.7.2 / Zoom-Micro NIKKOR ED70-180mm F4.5-5.6D
*クリックで画像は少し拡大します。
[PR]
by escu_lenta_05 | 2012-07-04 06:08 | バッタ・カマキリ

ニジュウヤホシテントウの水切り術

e0089532_160634.jpg

梅雨も末期、ハッキリとしない空模様が続いていたが、天気予報では晴れ間もありそうなので、朝方に近場の里山を歩いてみた。
前夜の雨で、草木は夜露に濡れたようにしっとりとして、毛や葉先に水玉を沢山くっ付けている。竹の子の皮の先は、朝日に水玉が輝いていた。
e0089532_1603581.jpg

ジャガイモ畑の横を通ると、雑草の葉のあちこちにニジュウヤホシテントウが止まっている。やはりその葉も、毛に絡まるように無数の小さな水玉がくっ付いている。
そして、ニジュウヤホシテントウの脚や口髭までも。湿度の高い空気が朝方に露を結んだのだろう。この様子、水に乏しい砂漠に暮らすサカダチゴミムシダマシというコウチュウが、体に溜まる露結を集めて水分を得る姿を思い出す。
だが、梅雨最中に水分は不要。ほとんど垂直の葉に止まっているから、むしろ水気が胴体に溜まらないよう、脚や口髭の先に水を集めるポーズかもしれない。以前、雨に濡れたマメコガネが、体の水を切るために脚をV字に広げて止まる姿を見た事がある。やはりニジュウヤホシテントウも、体がビショビショに濡れるのを嫌って、このスタイルをしていると見るのは考え違いなのだろうか。

撮影:2012.7.2 / Zoom-Micro NIKKOR ED70-180mm F4.5-5.6D
*クリックで画像は少し拡大します。
[PR]
by escu_lenta_05 | 2012-07-03 16:00 | コウチュウ

半夏生

e0089532_83704.jpg

二十四節気の夏至の末候は「半夏(はんげ)生ず」。半夏の花が咲く頃の意で、新暦では7月2日(本年は1日)~6日頃である。昔の人は、「半夏」の前夜は早くに雨戸を引き立て、井戸に蓋を閉め、当日は竹の子や生野菜を食べるのを避けた。この日の暁に、天から毒気が降ると信じられていたのである。半夏生には「半夏蛸」や「半夏うどん」を食べる風習が今も残っている。高温で湿度が高く、カビやばい菌が繁殖しやすい時期、薬膳を食べて毒から逃れ、健康に過ごそうという古くからの習わしである。
半夏(はんげ)と聞いて、多くの人が上の写真のドクダミ科のハンゲショウを思い描くに違いない。庭の水鉢に植えたハンゲショウも、「半夏生」の頃に花を咲かせる。化粧したように、葉の半分が白化するのが語源である。
e0089532_8371764.jpg

だが、本命は漢名が「半夏」のカラスビシャク(烏柄杓)の方である。カラスビシャク(写真中・下)は、毒蛇が鎌首をもたげ、細長い舌を出しているかのような奇妙な花を地中からニョッキリと出す。見た目からしてあやしげな花姿だ。本家を主張するかのように、こちらは庭の池の淵に長い花茎を伸ばして咲いている。
e0089532_8373337.jpg

三ヶ月に亘り雨が降り続くインドの雨期。釈迦は、は虫類のたむろするこの時節の托鉢で、僧侶が毒蛇の難に遭わぬよう、寺院の一室に籠もり修行する制度を設けた。仏教の夏業の「夏安居(げあんご)」はこれに由来している。90日にも及ぶこの業の中間点が「半夏」。因みに、夏業の終わりを「解夏(げげ)」という。さだまさしの原作による映画『解夏』で、すっかりなじみになった仏教用語である。
 七十二候や雑節が農事の暦として重要であった時代、「半夏生」はそれまでに田植えを済ませる時節であり、この日に雨が降れば「半夏雨」と言い、大雨に見舞われると畏れられた。毎年この時期になれば、日本の何処かで梅雨末期の大雨が怖い牙を向けるのは、現在でも変わりない。

撮影:2012.7.1 / Canon EF100mm F2.8L Macro IS USM
[PR]
by escu_lenta_05 | 2012-07-02 08:37 | 季節

ハシボソガラスの採餌

e0089532_6222357.jpg

すでに中干しをしている田んぼがある。田植え以降、稲の苗は株を増やし成長する。あまり株数が増える(分株が進む)のも不都合なので、田水を抜いて土を乾かす中干しをして、必要以上の分株を止めるのである。
そんな田んぼの若稲の列に、黒い鳥影がちらほら見えている。採餌中の5,6羽のハシボソガラスの家族だ。
e0089532_6223625.jpg

分株が進んだ田んぼには、成長したオタマジャクシが一杯。水が抜かれて、瀕死状態になったオタマジャクシを狙って集まったのである。巣立して何とか自分で採餌出来るようになった子ガラスにとって、逃げる術を失ったオタマジャクシがウジャウジャいる絶好の餌場だ。
e0089532_6231643.jpg

青い稲の波から、時々首を伸ばす仕草をする。嘴で捕えたオタマジャクシを飲み込むポーズである。子ガラスのこんな可愛い仕草や、子を気遣う親ガラスの様を見ていると、害鳥として嫌われ者扱いのカラスが愛らしく見えて来る。

撮影:2012.6.30 / Nikkor AF-S ED600mm F4DⅡ+TC14EⅡ
*クリックで画像は少し拡大します。
[PR]
by escu_lenta_05 | 2012-07-01 06:23 | 野鳥