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ワカバグモ

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菜園の下仁田葱の葉先にワカバグモが止まっていた。
近づいて良く観れば獲物を捕らえている。
翅の先が黒いハエだ。
ツマグロキンバエである。
秋が深まり、セイタカアワダチソウが満開の頃、この花でよく目にするハエである。

下仁田葱は今年初めて栽培してみた。
茎の成長に従って収穫までに何度か土寄せをして、
茎を土で遮光することで、茎の白い葱を育てるのである。
夏場元気がない様子だったが、
朝晩が冷える季節になってどうやら息を吹き返したようで、
これからの鍋もの食材に使えそうで楽しみだ。
春に植え付けて、冬に収穫だから、結構長作である。

撮影:2012.9.25 / Canon EF100mm F2.8L Macro IS USM
*クリックで画像は少し拡大します。
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by escu_lenta_05 | 2012-10-29 07:00 | クモ

フタトガリコヤガ

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既に収穫の終ったオクラの葉に派手な模様のガの幼虫を発見。
フタトガリコヤガというヤガ科のガの幼虫である。
食樹はアオイ科で、アオイ、ムクゲ、フヨウなどの害虫だ。
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オクラもアオイ科だから、この蛾はこれを見逃さず、
葉をぼろぼろに食害しているのである。
今年はもうオクラの収穫は無いから、思う存分食べてもらうことにする。

撮影:2012.9.25 / Canon EF100mm F2.8L Macro IS USM
*クリックで画像は少し拡大します。
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by escu_lenta_05 | 2012-10-28 11:18 |

生田川いきもの観察③

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ジョロウグモの巣に蛾が掛かっていた。
良く見ればチャミノガの成虫である。
ミノガ類は、蓑は馴染みでも、成虫を見る機会は少ない。
蓑の外に飛び出すのは雄だけで、
雌は蓑の中で成虫になるというのも理由のひとつだろうか。
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近くの電柱にはチャミノガの蓑が。
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そのそばのコニファーがかなり部分枯れしていて、
枝にはチャミノガの蓑がベタベタ着いていた。
ここが発生源だったようだ。
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暫く川を下ると、サクラの葉にオオミノガが。
オオミノガは、中国から入った天敵のヤドリバエの一種の大発生で
一時かなり数を減らし、地域によっては稀な昆虫扱いだったが、
最近は天敵の減少で大分復活の兆しである。
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川の土手部分はヨモギで覆われている。
美観のためには綺麗に除草したいだろうが、様々ないきものが暮らすには、
この程度雑草が繁茂していた方が望ましいと思うのだが。

撮影:2012.10.21 /SIGMA 17-70mm F2.8-4.5DC
*クリックで画像は少し拡大します。
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by escu_lenta_05 | 2012-10-27 16:21 | 自然

神戸・生田川いきもの観察②

神戸・生田川のぶらぶら歩きいきもの観察の第二弾。
今日は、へたくそな文章は控えて簡単なコメントだけで。
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セイヨウタンポポの帰り花で吸蜜中のモンシロチョウ。
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フェンスの支柱に止まり日光浴するネコハエトリ。
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満開のローズマリーで吸蜜するニホンミツバチ。
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ジニアの花には六甲から降りてきたのか、セイヨウミツバチの姿も。
つい最近、「六甲みつばち王国」の社長さんが、他社のミツバチの巣箱を大量に盗んで捕まった事件を思い出す。この社長さん、私が講演したことのある2か所で、天然蜂蜜の講演をしている。あらあら・・・。
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ローズマリーやジニアが咲き乱れる都市公園の花壇。ここには昆虫の姿がいっぱい。
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トンネル状の歩道の屋根にはイエオニグモの姿が多い。
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歩道の手すりに止まるフタモンアシナガバチ。交尾前の雌雄の小さな群れが見られた。
撮影:2012.10.21 /SIGMA 17-70mm F2.8-4.5DC
*クリックで画像は少し拡大します。
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by escu_lenta_05 | 2012-10-25 10:20 | 自然

生田川いきもの観察①

久しぶりに都会を歩いた。家族の送り迎えで新神戸付近に行ったのである。迎えまでの待ち時間に、六甲の麓の新神戸から生田川の左岸沿いにいきものを探しながら、川下のHATゆめ公園までぶらぶら歩いてみた。帰りは山道具を調達する用があったので、登山用品店を幾つか回ったりして、結局10km以上の歩行距離になっていた。
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*神戸は大都会ながら、自然豊かな六甲の森がすぐ目の前にある素晴らしい街。
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*帰り花のセイヨウタンポポでヤマトシジミが吸蜜中。
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*ヒペリカムの葉の上でマミジロハエトリは秋の陽で日光浴。
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*クヌギの葉にはクヌギハヒメツボタマフシがベタベタ。
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*公園の花壇に咲くジニアで吸蜜するチャバネセセリ。
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*HATゆめ公園にはビオトープが造られている。
生田川は大都会の中心を流れる河川だが、意外にいきものが見つかるのに驚いた。都会のいきもの観察場所として面白そうである。最下流のHATゆめ公園には、ビオトープが作られている。どんないきものが居るか調べてみたいが、周りはフェンスで囲われ、施錠されているので、中に入れないのが惜しい。
*クリックで画像は少し拡大します。
撮影:2012.10.21 /SIGMA 17-70mm F2.8-4.5DC
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by escu_lenta_05 | 2012-10-22 15:43 | 自然

「神戸いきもの会議」の調査会の記録

「神戸いきもの会議」の調査会の記録を作りました。

http://kobeikimonokaigi.web.fc2.com/research/reserch20121008.htm

入会募集中!「神戸いきもの会議」→ HP
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by escu_lenta_05 | 2012-10-20 17:36 | ご案内

ニセヒメクモヘリカメムシ

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今回も第一回調査会で確認した昆虫類。今日はニセヒメクモヘリカメムシ。
同属のヒメクモヘリカメムシに良く似た形態だから、和名に「ニセ」を冠している。
両者は頭部の側葉と中葉の長さが異なり、側葉と中葉がほぼ同じ長さなのがヒメクモヘリカメムシ。ニセヒメクモヘリカメムシは頭部側葉の先端が中葉よりも大きく突き出している。更に、ヒメクモヘリカメムシの腹部腹面の帯状紋は腹板の第3、4節に届くが、ニセヒメクモヘリカメムシでは腹部第3節の途中で切れる。
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日本のカメムシ類を最も多く掲載している「日本原色カメムシ図鑑」に載っているのはヒメクモヘリカメムシで、これにはニセヒメクモヘリカメムシは記載されていない。全国の平地で良く見られるのはニセヒメクモヘリカメムシの方だから、この図鑑の絵合わせで同定してしまうとヒメクモヘリカメムシと誤認しかねない。
ヒメクモヘリカメムシはより標高の高い環境に生息し、クマザサやスズタケに寄生する一般にはあまり馴染みでない種だから、クマザサやスズタケの生育しない低地で見かけたら、ニセヒメクモヘリカメムシと思って頭部などの形態を良く観察した方が良いだろう。
小さな昆虫の更に細部の少しの違いで、種が全く異なるのだから、昆虫の同定は実にややこしい。
*クリックで画像は少し拡大し、鮮明になります。

入会募集中!「神戸いきもの会議」→ HP
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by escu_lenta_05 | 2012-10-19 09:27 | セミ・カメムシ

ブログ更新のご案内

「神戸いきもの会議」のブログを更新しました。

Blog URL
http://ikimonokai.exblog.jp/16612632/
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by escu_lenta_05 | 2012-10-18 08:44 | ご案内

キュウシュウクチブトカメムシ

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「神戸いきもの会議」の第1回調査会で見つけた昆虫の紹介が続いているが、今日はキュウシュウクチブトカメムシ。和名で判るように九州で初めて発見された種である。分布は、本州、四国、九州のほか、島嶼では奄美大島、八丈島で記録されている。本州の記録地は千葉、神奈川、静岡、和歌山、山口で、兵庫県では、伊丹市、神戸市須磨区及び西区に記録があるが産地は局限されるが、温暖な地域を中心に近年分布地は拡大傾向にあるらしい。
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シモフリクチブトカメムシに良く似ているが、肩の棘(前胸背の側角)の下に小さな突起があるのが本種の特徴である。
低山地から山地のやや薄暗い照葉樹林に主に生息し、ヨトウガ類などの鱗翅目の幼虫、ハバチ、ハムシ等の幼虫、コメツキムシ類やハムシ類などの甲虫類の成虫を捕食する。夏季に新成虫が現われ、成虫で越冬する。
*クリックで画像は少し拡大します。
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by escu_lenta_05 | 2012-10-15 05:30 | セミ・カメムシ

ウスタビガの繭

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先日のいきもの調査会で、林道に落ちているウスタビガの繭を幾つか目にした。最近の台風の強風で枝が折れ落ちたのだろう。
裸木の冬の林で、薄黄緑色のウスタビガの繭は良く目立つ。葉の茂る季節は、この緑が迷彩色になって天敵の目から免れる工夫だが、枯木色の季節は逆に良く目立ってしまう。わざわざ目立つことをしなくてもと思うのだが、心配はいらない。晩秋から初冬の落葉の季節に羽化してしまうのである。冬に目にする繭は空っぽで、鳥の食べる獲物はもう中にはいない。
ウスタビガは「薄手火蛾」の漢字を充てる。「手火」は提灯のことで、木にぶら下がる繭の姿に由来している。「薄足袋蛾」とも書くが、これは繭を足袋に見立てたもので、他に、「ツリカマス」「ヤマカマス」「ヤマビシャク」などの地方名がある。ちなみに、クスサンの繭は、茶色の粗い網目の袋の形から「スカシダワラ」と呼ばれる。
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そして、繭にはもう一工夫が。底には小さな穴が開いている。雨などで濡れて、繭の中の蛹が濡れないための水抜きである。越冬する昆虫にとって、水気は大敵。蛹が濡れると、冬に凍結するので、穴はそれを避ける仕組みである。
地方名が多いから、どこでも普通に見られる昆虫かと思うのだが、東京都と滋賀県ではレッドデータ種に指定されている。最近滋賀の里山を歩く機会があったが、繭は一つも見つからなかった。冬の林で、色や姿形から強く印象に残る存在なのだが、実は、個体数は思うほど多くないのかもしれない。

ウスタビガの生態:10月から11月頃に羽化した成虫が産卵した卵は、そのまま越冬する。翌4月頃に孵化し、6月中旬頃に繭を作り蛹になる。食樹はブナ科のコナラ属(クヌギ、コナラ、カシワ)、サクラの他、カエデ科、カバノキ科、ニレ科と幅広い。
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by escu_lenta_05 | 2012-10-13 09:07 |