林縁沿いの谷津田の農道を歩いていると、
アベマキの若葉の上で交尾しているヒメクロオトシブミを見つけた。
見ると他にも葉の上に止まっている個体や、
揺籃(おとしぶみ)が見つかった。
オトシブミ類にとって、食樹の葉を折り曲げて揺籃を作るから、
葉の柔らかい若葉の季節は、揺籃づくりに忙しい季節である。
ヒメクロオトシブミは最も普通に見られるオトシブミ類だろう。
オトシブミ類の多くが、限られた種の食樹で揺籃を作るが、
ヒメクロオトシブミはブナ科、ミズキ科、カバノキ科、ツツジ科、
マメ科、バラ科などの様々な木の葉を食樹にしている。
その食性の広さも繁栄の理由かもしれない。
丁度庭のバラの葉も開く頃。
大切なそのバラの葉もヒメクロオトシブミに狙われる。
皆さんの庭もこの5㎜程の小さな昆虫に要注意です。
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