里山の林の様子が分かる写真が必要なので、
目星をつけた辺りで車を流していると、
新緑を背景にした田越しの終わったばかりの田んぼを見つけた。
季節らしい美しい風景なので車を止めてシャッターを切っていると、
ギンイチモンジセセリがいると言う連れの声がする。
急いでマクロレンズを着けたカメラを車に取りにいって、
カンサイタンポポの咲くその土手に走って行くと、雄が吸蜜していた。
我が市では、このチョウはとても限られた場所に記録があるだけだ。
ここはそれとはかなり離れた所で、生息環境もかなり異なるから、
貴重な生息地を発見したことになる。
他と違う綺麗な風景の場所は、
特殊な環境も残していて、貴重な生きものを育んでいるようだ。
ギンイチモンジセセリは国のREDの絶滅危惧種に指定されている。
さらに40近い都府県でも貴重な生物に選定されている。
我が市でも将来の危ぶまれる場所に細々と生きている現況だから、
生息地が複数あることは絶滅の危険度が幾分下がることでもある。
この新産地の他に更に別の生息地が無いか、もう少し探索する価値がありそうだ。
この場所は機密事項にしておくのが、このチョウの為なのは勿論だろう。
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