昨日、9月7日は二十四節気の白露だった。
白露は陽暦の9月7日か8日頃で、太陽黄経が165度の点を通過する日。
朝晩の涼しさに秋の訪れを知る頃で、
草の葉の先に結んだ露が爽やかな朝の光に
白玉のように輝いているはずだが、
暫く降雨がないから、空気はカラカラに乾ききっていて、
朝露に濡れた美しい初秋らしい風景など何処にも見あたらない。
間もなく稲刈りの近い水田の稲穂も
瑞々しく、艶やかな黄金色に輝いているはずだが、
豊穣の標の垂れた様が、厳しい残暑に打ちひしがれたように見え来る。
冷夏、そして立秋に入ってからの厳しい残暑と少雨。
異常気象の白露である。
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