先日の連休に、近場なのにまだ歩いたことない里山をちょっと覗いてみた。
小さな谷川があって、この辺りでは珍しく湿り気のある環境で、
シダ植物も良く生えている。
これなら昆虫も多いかもしれない。
遠出をしないでも良い、近場のフィールドが一番嬉しい。
初めての場所より、見慣れた場所のほうが不思議と色々な生きものが見つかるからだ。
その里山の水田で、見慣れぬ植物を見つけた。
随分細長い葉で、紅赤紫の小さな花をつけている。
調べてみればホソバヒメミソハギという熱帯アメリカ原産の帰化植物だった。
一見面白そうに見える里山も、このような帰化植物にどんどん占領されて、
在来植物の影が薄くなるばかりだ。
それは百も承知でも、偶に思いがけないものに出会うこともあるので、
身近な里山を歩くのは止められないのである。
撮影:2010.09.20 / TAMRON SP AF Di 90㎜ F2.8
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