ブログトップ

Colocasia's Photo World

colocasia.exblog.jp

ミヤマカラスアゲハの幼虫

e0089532_1712351.jpg

林道の脇に生えるヌルデの葉にミヤマカラスアゲハの幼虫が止まっていた。
丁度4齢から5齢への脱皮を終えたところのようで、体はとても瑞々しい。

ところで、ミヤマカラスアゲハの食樹はキハダやカラスザンショウである。
ヌルデは食べないはずなのに変だと思い、
その上に枝葉を広げる大きな木を見ると、何のことは無い、
立派なカラスザンショウである。
脱皮をする前に、下のヌルデに移動して来ただけのようである。
e0089532_1715292.jpg

食樹のカラスザンショウは陽樹で、周りの木々が生長し
林が暗くなると、カシ類やタブなどの照葉樹に被圧されて消えてしまう。
里山の木々が利用されなくなり、木々が伸び放題の放置林が多くなり、
伐採跡の明るい林に真っ先に生え出すカラスザンジョウの幼樹を見る機会はめっきり減った。
林道の周辺のような陽の射す環境に、所々生えている位のものである。
伐採地に生える樹高の低い幼樹なら、
ミヤマカラスアゲハの幼虫を探すのは難しいことではないが、
最近の里山のカラスザンジョウは大木ばかりで、
枝葉はかなりの高さにあるから、この幼虫に出会うチャンスはかなり少ない。
わざわざ下まで降りて来て脱皮した幼虫に感謝である。
撮影:2011.05.26 / TAMRON SP AF Di 90㎜ F2.8
[PR]
by escu_lenta_05 | 2011-05-27 17:02 | チョウ
<< ベッコウガガンボ ミドリカミキリ >>