庭に下りると霜柱が立っていた。神戸の気象台の記録では、昨日の最低気温は0.6℃で、今日は1℃程。自宅は気象台よりずっと標高が高いから、これより数度以上気温が低いはずだ。この二日は、霜柱が成長するのに十分な気象条件だったことになる。
二十四節気の冬至の気は旧暦月では霜月。季節らしい自然現象が現れた訳である。
霜は風の吹かないしんしんと寒い夜に降りるという。年寄りにはサンタの鈴の音は聞こえないが、寒夜の「霜の声」や「霜の冴え」の気配は聞こえる気がする。
撮影:2012.12.25 / Zoom-Micro NIKKOR ED70-180mm F4.5-5.6D
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