ころころと転がったり、まん丸の眼の比喩にされたり、
「どんぐり」のイメージは丸々したボールのような形らしい。
でも、森や林で見かけるどんぐりは、写真のシラカシのどんぐりのような
細長い形だ。
アラカシも、アベマキも、マテバシイも、コナラも、どれもこんな長い形。
不思議に思って調べてみると、古いハングル語の「ドングル・イ」が語源だとか、
団子の団のように丸いという意味の「団」をつけて、丸い栗だから「団栗」だと言う説などがあるようだ。
でも、これでは丸くないシラカシなどの長いどんぐりの説明にならないが、
基になったのは大陸で食材だったクヌギのどんぐりだとか。
確かにクヌギのどんぐりは、まん丸の「どんぐり眼」だ。
まだあった。
「鈍栗」説。
「鈍」は鈍くさいの「鈍」のように、つまらないものや、役立たずにつくから、
甘くて美味しい栗に比べ、どんぐりは渋いから渋抜きなしには食用にならないので、
「鈍栗」なのだそうだ。
どうも、「どんぐりに愛着があるな」と思っていたら、私が鈍そのものだから。
それで、この説をすんなりと納得してしまうのである。
[Nikon D2X ED70-180mm F4.5-5.6D]
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