ブログトップ

Colocasia's Photo World

colocasia.exblog.jp

生きかはり死にかはりして

e0089532_683460.jpg

立春は田畑を耕す季節なのだろう。
私のフィールドでも、鍬を振る人や耕耘機の姿をあちこちで見かけるようになった。
この辺りでは、ウメの花芽の膨らみが春耕を促す農事暦の標なのだろうか。

この古老は良く出合う人。
今日は、田に入れた堆肥の小山を崩し、フォークで均等に広げる作業である。
これが終われば、いよいよ春田打が待ちかまえる。

  「生きかはり死にかはりして打つ田かな」 村上鬼城

先祖代々受け継いだ田を、海老のように曲がった背で守り続ける。
ウグイスの初音が梅林に聞こえる頃、
この人は鍬を振り上げる耕人となって、
時々背を伸ばし、黒々と肥えた土を返しているだろう。
[Nikon D2X AF-S ED600mm F4DⅡ+TC14EⅡ]




[PR]
by escu_lenta_05 | 2007-02-11 06:08 | 俳句
<< かぐや姫の誕生 春霞 >>