土の中で幼虫期を過ごすコウチュウは、梅雨の前に蛹になって、
雨が降り土が軟らかくなる季節に羽化して、地上に出て来る種が多い。
ヘイケボタルはその代表だが、
コガネムシ達もこの頃になると見る機会がグッと増えて来る。
セマダラコガネの幼虫も土の中で暮らしている。
植林用の苗や畑の野菜の根を囓って餌にしているから、
農林業にとっては厄介な害虫と言うことになる。
私もちっぽけな家庭菜園で野菜を育てているが、
昨日まで元気だった苗が、根元からぽきりと折られてしまって
ガッカリすることもしばしばだ。
[Canon EOS20D 、Planar 50mm F1.4]
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