室内作業場ばかりしていると目が疲れるので、時折カメラを持って庭に出る。
庭のいきもの撮影の合間に締め切りの仕事をしている感じかも知れないが・・・。
そうなるのは、山野でなかなか見られないシーンがじっくり見られたりするからである。
朝方、ラムズイヤーの花芽の上にヤニサシガメがデンと鎮座していた。
このサシガメはマツ類にいる種だから、
丁度家の前の並木にあるアカマツに住んでいる個体だろう。
夕方、スダチに沢山発生しているナミアゲハの幼虫を撮影していると、
葉影にヤニサシガメを発見。
葉の合間からよく見える方に向きを変えて覗くと、
口吻の先に萎びたチョウの幼虫が刺さっている。
スダチのナミアゲハのまだ小さい幼虫が餌食になったようだ。
朝方見たムズイヤーにいた個体が、スダチの沢山の幼虫を嗅ぎつけてやって来たのだろう。
小さな幼虫の惨劇を目のあたりにするのは気の毒ではあるが、これも自然の摂理。
庭の周りに様々な虫がいると、我が手で害虫を退治する必要もなくなるということでもある。
[Nikon D2x Micro-NIKKOR 105mm F2.8D]
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