休憩を兼ねて、仕事の合間に時々庭に降りて虫を探していることは先日も書いたが、
その庭の虫探しの折りに、スダチの葉の上で脱皮中のナミアゲハの幼虫を見つけた。
丁度体の半分が抜ける所だったので、急いでカメラを取って来て覗くと、
お尻をフリフリして脱皮殻を外し終わった所だった。
先日のナガメの孵化もそうだったが、またしてもチャンスを逃してしまった。
写真の頭の先の黒いのが脱いだ頭の部分で、お尻の先の黒くぼんやり見えるのが胴体の古い皮である。
ところで、このスダチでナミアゲハの幼虫をハンティングしていたヤニサシガメは
写真を撮影した日に見たっきりで、それ以降は姿を見せない。
スダチの害虫駆除に一役かってくれるかと期待していたのに残念だ。
御陰で幼虫達はすくすく育ってこうして脱皮を見せてくれるが、
葉っぱの虫食い痕は日に日に目立って来るようになった。
ヤニサシガメの再来を待ちたいが、脱皮シーンの撮影もしたい。
そんな身勝手な人には幸福の女神などやっては来る筈もない。
[Nikon D2x Micro-NIKKOR 105mm F2.8D]
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