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カバ、それともジュゴン似?


 
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シロコブゾウムシはゾウムシの中で最も見掛ける機会の多い種の一つだろう。
体長15㎜前後と微少な種の多い昆虫としてはさほど小さく方ではないから、
身近な公園、堤防、そして道路の緑で暫く目を凝らせば案外簡単に見つかるものだ。
シロコブゾウムシはクズやハギなどのマメ科の葉を食べるので、
そうした植物が多い場所を狙うのもポイント。

今このシロコブゾウムシを飼育中。
ある日家に着いて車を降りようとすると服にこのゾウムシがくっついていたのを、
庭に放るのも気が引けてテーブルの花の上に乗せて置いた。
時々眺める内に愛着が湧いて来て、
好物のハギ類の葉を時々換えるようになり、
気が付けば飼育しているという訳だ。

飼育して初めて判ったのはあまり芸のない昆虫ということ。
野外で掴めると脚を縮めて偽死をするのはご存じだろうが、
それを別にすればほとんどじっと止まって動かず、
時々葉を食べるだけの本当に芸無しだ。
しかも、その葉の食べ方。
ハギの葉を一枚食べ始めて満足すると次に食べるのは隣の別の葉だ。
それだから枝に食べかけの葉がずらりと並ぶことになる。
まるでクッキーやビスケットをチョイと囓っては
次の一枚に手を出すしつけの悪い子供のようである。

こんな芸無し君だが飼っていると家族が時々眺めては、
太くて長目のおっとりした風貌に癒しの一時を楽しんでいるようので、
私もその穏やかな顔を時々スナップしている。
そのおっとり顔が何に似ているかと聞くと一番はカバらしい。
なるほどそうも見える。バクに見えに事もない。それともジュゴンだろうか。
そんなことに悩んでいても仕方がないから、
この一人ぼっちの芸無し君もそろそろ野に放してやった方が良いかも知れない。
[1枚目:Canon EOS20D MP-E65mm F2.8]


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by escu_lenta_05 | 2008-06-25 10:43 | コウチュウ
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