少し前までの涼しい夏の御陰か、
今年は不思議と長い間ビオラの花が咲き続けていて、
盛りほどの美しさはないが、10日ほど前まで何とか花を楽しむことが出来た。
それでなかなか夏の草花と植え替えられずにいたが、
このところの猛暑続きで急激に生きよいが悪くなってきた。
ビオラの株の衰えは酷暑の所為ばかりではなかったようだ。
数日前から茎や葉にツマグロヒョウモンの幼虫が急に目につきはじめた。
以前、母蝶がビオラの周りをひらひら飛んでいたから、
注意しないと拙いと思ってはいたが、
気づかぬ内にすっかり大きな幼虫に育っていたようだ。
ツマグロヒョウモンは元々亜熱帯から暖温帯に生息していたチョウで、
一昔前の関西以北では珍しいチョウだったのに、
温暖化に共なって東京など関東圏でも普通のチョウになりつつあるようだ。
ビオラが例年になく長く咲き続けているので、
今年こそ涼しい夏を過ごせるかも知れないと期待していたのもすっかり裏切られ、
いつも通りの酷暑の夏となってしまった。
上手く行けば秋の植え替えまでビオラを枯らさずに済みそうだとの目論見も、
猛暑と南国由来のチョウの御陰ですっかりあて外れに終わりそうだ。
[Nikon D2X ED70-180mm F4.5-5.6D]
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