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返り花



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またまた庭の雑草の話しでお恥ずかしい。
雑草でも、庭に珍しい野草が生え出したのであれば、
また雑草かと笑われることもなく、自慢話で終わってしまうが、
今日もやっぱりありふれた雑草のハハコグサ。

それでも、「え、秋にハハコグサ!」とと少しは驚いてもえるだろう。
ハハコグサはゴギョウ(オギョウ)の名で、春の七草の一つだから、
もちろん春の花としてしっかり焼き付いている。

植物は時々季節はずれに花を咲かせることがある。
秋になって時ならぬサクラが咲いて、
新聞記事やTVニュースの話題になったりする。
この季節はずれの開花を「返り花」という。
ハハコグサの一般的な花期は4~6月だから、
これはまさに返り花である。

植物に詳しい人なら、
秋に咲くアキノハハコグサを思い出すだろう。
姿はハハコグサそっくりだが、
こちらは名の通り9~11月に咲く。
ハハコグサは野に普通の植物だが、
こちらは環境省指定のレッドデータの絶滅危惧Ⅱ類(VU)にランクされる稀少植物だ。

もしや、庭に咲いているのはハハコグサの返り花じゃなくて、
アキノハハコグサかもと期待を込めて、図鑑やネットを調べてみる。
ますハハコグサは草丈15~40㎝ほどだが、
アキノハハコグサは30~60㎝とずっと大株になるらしい。
さらに、アキノハハコグサは葉の先が尖り、花が茎の頂部で分枝して咲く。
それにハハコグサの葉は両面が白色を帯びているが、
一方は表面は緑色で裏面は緑白色という。
庭に咲いているのは草丈20㎝ほど、葉の先はあまりとがらす、
葉は両面ともうっすら白いから、紛れもないハハコグサ。
庭に勝手に生えるのだから稀少植物の筈がないと、
それだけで断定しては良くない。
コンクリートに囲まれた道路の脇に生えたりするらしいから、
雑草と無視されて、意外にも皆さんの周りに花を咲かせているかも知れませんよ。

このハハコグサ、春の七草として昔から親しまれているだけあって、
名前に纏わる話しだけでも山ほどあって、
話題に事欠かない野草である。
その面白話を書いてみたいが、あまり長くなってしまいそうなので、
それはまた、本来の春の花の季節の残しておくことにする。
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by escu_lenta_05 | 2008-10-21 06:49 | 植物
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