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ビワの花/Loquat



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                  ちょこっとCM  講演会「昆虫たちの冬


冬に咲く花は少ないが、それを樹木と限定すればさらに少ない。
身近なものを思い浮かべてみると、ヤツデ、それからヒイラギ・・・。
後がなかなか続かない。
そして、やっと出てきたのがビワ(Eriobotrya japonica)の花。

ビワ花は何度か写しているが、
どれも今一不満足な物ばかりだ。
地味な茶褐色の綿毛に包まれた純白ではない白い花。
枝先に沢山の花をつけているのに、
派出に咲き誇っているというイメージはない。
偶に出合って、「あ、そうか、ビワも冬に咲くんだった」と
冬寒の中で咲く樹木という不意打ちに驚きはしても、
取りたててその花を愛でる訳ではない。
気の毒だが、こうした花それ自体のインパクトの無さが、
何度カメラに収めても満足感を得られない理由なのかも知れない。

花としては天の邪鬼の、冬に咲くそんなビワだが、
昆虫の少ない時期に上手く受粉出来るのかと心配になる。
それでも、翌年の梅雨の頃には、果汁たっぷりの果実がたわわに実るのだから、
冬に咲くことは受粉の妨げではには全くなっていないのだろう。

暫くビワの花の前に立っていると、
ミツバチや、ハナアブなどのハエの仲間がやって来て、
いそいそと蜜や花粉を舐める姿を見ることが出来る。
時には花の蜜の大好きなメジロの群も集まり、
地味な花ではありながら、昆虫や鳥が頻繁ににやって来るのに驚かされる。
他にほとんど競争相手の見あたらない枯れ野の季節だから、
受粉役のいきものはいくらでもやって来るという訳だ。
だから、出費のかさむ衣装も、厚化粧も要らない。
花枯れという隙間をついた上手い戦略なのである。

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by escu_lenta_05 | 2008-12-20 05:30 |
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