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畑と林の堺にある車道ののり面で、
ナナホシテントウの卵塊を見つけたのは2月14日の事だった(写真上)。
生み付けて間もない感じの卵塊が、
セメント製のブロックの彼方此方にあった。
少なくとも20卵塊はあっただろう(正確に数えていなくて後悔・・・。)。
その卵塊の数にも驚いたが、
それ以上に、あまりにも早い産卵時期にビックリした。
例年、越冬したナナホシテントウの成虫が動き出すのは啓蟄の頃だから、
それに比較すると今年は20日以上も早く活動が始まっていた事になる。
ナナホシテントウの幼虫の餌はアブラムシ。
仮に孵化しても、アブラムシの発生にはあまりにも早すぎるから、
この卵塊は、皆成虫にはなれないだろうと思ったのである。
昨日(3月20日)、このナナホシテントウの卵塊を見つけた場所を通りかったので、
卵塊がそれからどうなったか気になって覗いてみた。
直ぐに、のり面のブロックに沢山の終齢幼虫と蛹が見つかってビックリ。
以前卵塊のあった辺りで、卵塊は全く見つからなかったから、
先月の卵塊が無事孵化して、蛹にまで成長したと見て良いだろう。
あまりに早すぎる産卵で、上手く育つはずもないだろうと思いこんでいたから、
ブロックの彼方此方の終齢幼虫や蛹を目の当たりにして驚いた。
例年以上に早いソメイヨシノの開花が話題になっているが、
ナナホシテントウのあまりに早い生育の例のように、
他のいきものでも今年は春の歩みがかなり早まっているのかもしれない。
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