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Colocasia's Photo World

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<   2008年 06月 ( 30 )   > この月の画像一覧

アマリリスの赤い誘惑



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私としては久々の花の登場。
庭のアマリリスが例年になく花数が多く、
大振りで只でさえ目立つ花なのに、一層存在感に溢れている。
2種植えている内の深紅の方が今見頃だ。
今年は昆虫の撮影がメインだから、
庭に降りても、つい昆虫はいないかと探してしまうが、
これほどアピールされれば素通りには出来ない。

等倍やそれ以上のマクロレンズばかり使い続けている所為か、
久々に花に向かっても、
広角系レンズの撮影倍率ぎりぎりで被写体に寄って、
F値開放のマクロ風味の写真にしてしまう。
偶には、遠景をしっかり絞り込んで写してみるのもいいかも知れないと、
久々の花を撮りながら、そんな衝動に駆られてしまうのだった。
[Nikon D1x SIGMA 17-70mm F2.8-4.5DC]


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by escu_lenta_05 | 2008-06-20 06:11 |

白い美脚のモノサシトンボ



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腹部の均等な白い線を物差しの目盛りに見立てたモノサシトンボ。
白っぽいスマートな脚が印象的だ。
一度見たらしかり記憶に残る姿をしたトンボに違いない。

木々に囲まれ日陰のある池に棲むから、
馴染みだったこのトンボも、
開発の波の影響だろうか、
気が付けば懐かしいトンボになりつつある。

これに姿の良く似たグンバイトンボは、
里山の小川などの綺麗な流れに棲むから、
モノサシトンボに比べ遥かに貴重なトンボになってしまった。
こちらは脚が偏平な楕円状で、
相撲の行司が持っている軍配に似ているからその名がある。
この脚の特徴から一目見たらそれと判るトンボだが、
環境省のレッドデータでは準絶滅危惧種となっていて、
25もの都道府県でレッドデータに選定されている程だから、
お目にかかる機会はずっと少ない。
[Nikon D2X ED70-180mm F4.5-5.6D]


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by escu_lenta_05 | 2008-06-19 06:47 | トンボ

イチモンジチョウの真一文字



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イチモンジチョウはその名の通りに一文字の白い帯紋がポイント。
水平に翅を広げた姿を背中から見る機会が多いのだが、
こうして真横から仰ぎ見ると、
前翅と後翅の斑点が連なって、
真一文字がはっきり浮かび上がるから、
その名の由来が一層明かだ。
このチョウに良く似たのはアサマイチモンジ。
前翅の下から二つ目の白斑点が他の斑点と同じ大きさで、
6個の斑点が湾曲した白帯びに見えるのが特徴だ。

蛇足ながら、黒地に白体のあるタテハチョウについては、
5月2日の記事にもちょっぴり解説しています。
[Nikon D2X ED70-180mm F4.5-5.6D]


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by escu_lenta_05 | 2008-06-18 05:48 | チョウ

ウラギンシジミの立ち会い



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林縁の木漏れ日でウラギンシジミが翅を広げて日光浴していた。
このチョウ、写せるのは大抵翅を閉じたポーズだから、
翅を広げている場面に出会すとしめしめと思うのだが、
いざレンズを向けると逃げられることが多い。
珍しく今日は2,3枚写しても逃げないので、
シャッターを切りながら更にじりじりと近づく。

これで逃げなければ、後はいくらでも写させてくれるものだ。
昨日のヤマサナエもこのパターンだ。
シャターを切りながら慌てずゆっくりにじりよりすること。
急に近づくのは禁物。
最初の遠目のカットは無駄取りと思えばよい。
何枚も写せるデジタルはこの点有り難い。

この写真を家族に見せると、相撲の立ち会いのようだと言う。
しっかり「しこ」で腰を鍛えている強豪らしい風貌に見える。
最近は横綱が足を取ったり、
しかも下位力士に頭を着けて勝ってにこにこ顔で喜んでいる。
昔の横綱は仰向けになるほど胸を張って相手の立ち会いを受けていた。
相撲道は技も心も変貌し、単なるプロスポーツ化してしまったなと、
ウラギンシジミの力士のポーズを見ながらあらぬ事を考えてしまった。
あ、しかもこれは雌のウラギンシジミだったのに。
[Nikon D2X ED70-180mm F4.5-5.6D]


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by escu_lenta_05 | 2008-06-17 06:02 | チョウ

ヤマサナエの翡翠の輝き



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綺麗な小川の流れる谷津田を歩くと、
季節毎に様々なトンボに出会う事が出来る。
小型のサナエトンボの出番が終わって、
今度はやや大振りなサナトンボが顔を出し始めた。
一番多いのはヤマサナエ。そしてコオニヤンマ。
どれも敏感でなかなかカメラに収まってくれないが、
中にはここまでドアップで写させてくれる個体もあって、
生きたトンボでしか堪能出来ない、
翡翠の輝きをじっくり見ることが出来た。
[Nikon D2x Micro-NIKKOR 105mm F2.8D]


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by escu_lenta_05 | 2008-06-16 06:11 | トンボ

うどんげのはな



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クサカゲロウの仲間の卵塊を「うどんげのはな」という。
細い糸状の先に白い長楕円形の卵が集団で、
電球のかさや葉の裏などに生み付けられていて、
とても昆虫の卵には見えない。
サンスクリットの優曇華はイチジクの1種のFicus glomerataで、
3000年に1度しか咲かないのだそうだ。

おそらくヨツボシクサカゲロウのものと思うこの卵塊は
庭のバイカウツギの葉に付いていた。
孵化の様子が面白い昆虫なので、
枝毎切り取って部屋で撮影することにした。

その夜直ぐに1頭が孵化したので、
昆虫撮影用のミニスタジオにセットしてスタンバイ。
待てど暮らせど後が続かない。
それから三日目の今朝までそのまま。
ヨツボシクサカゲロウの卵塊も私にとって3000年に1度の花のようだ。
(右上のけむくらじゃなのが、一頭だけ孵化した幼虫 )
[Canon EOS20D MP-E65mm F2.8]


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by escu_lenta_05 | 2008-06-15 09:40 | 脈翅類

セルフポートレイトはカのアクセサリーで


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自宅から一番近い里山の撮影ルートは車で5分。
少しの空き時間を利用して歩くのに最適な場所だ。
だがここは薄暗い谷川沿いの道で、
夏になるとカの襲来に悩まされるのが欠点。
何事も利点と欠点は付き物だ。

そのルートにクワガタの集まりそう大きなアベマキ林があるので、
そろそろ樹液が出る頃と様子を見に来た。
残念ながらまだ気配はなく、当然昆虫も来ていない。
うろうろとめぼしそうな樹を見て回っていると、
体の回りにカがまとわりつき始めた。
ついにここもカの季節だ。
クワガタはまだだが、これも歴とした昆虫。
手ぶらで帰るのも厭だし、
重い5倍マクロを折角もって来ていることだからと、
痒さを我慢してカのアクセサリーでセルフポートレイトだ。
転んでも只では起きないぞと、
しっかり今日の獲物のヒトスジシマカを仕留めた。
[Canon EOS20D MP-E65mm F2.8]


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by escu_lenta_05 | 2008-06-14 06:28 | ハエ・アブ・カ

シルビアの誕生



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シルビアシジミの成虫をアップしたのは5月5日
これを撮影した際に卵が一個見つかったので飼育していたら、
ほぼ一月後の6月10日の朝に羽化した。
前日から蛹が黒ずんで来て、
朝には蛹の殻が透けたようになったから、
これは間もなくだろうと早朝からスタンバイしていた。
朝食が終わってもあまり変化が無いので、
長丁場に備えてトイレを済ませて置くことにした。
急ぎで戻って再び覗くと、
いかん!
すでに蛹から抜け出して翅はもう半分以上も伸びてしまっている!
何という早業。
あわてて1カット写す内にも翅は見る見る伸びて行く。
3分程度しか経ってないのに、
翅の先が少しカールしている位で、
すでにほぼ伸びきった状態になっている。
アゲハなどに比べれば、驚くほどの早い羽化の完了である。

シルビアシジミは草丈の低い草原のチョウで、
そこは天敵からはあまり隠れようのない開けた場所。
羽化する場所も地面に近いから、
そこいら中アリやクモが一杯の外敵だらけの環境である。
蛹から出てゆっくりと翅を伸ばしていたのでは、
パクリと喰われてしまうだろう。
この目も止まらぬ羽化の早業は、
草原に棲むが故の小さなチョウに備わった秘技に違いない。
[Canon EOS20D MP-E65mm F2.8]


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by escu_lenta_05 | 2008-06-13 06:44 | チョウ

ヒメヒカゲのランキング

第29回SSP展の御案内
日本自然科学写真協会の第29回SSP展は6月6日の東京を皮切りに、大阪、京都、宮崎、岡山など各地を巡回します。中村征夫、栗林慧、海野和男、竹内敏信などTVや写真雑誌でお馴染みのネイチャー系の写真家の作品も展示されますので、お近くの方は是非ご覧下さい。なお、私の写真は2月5日にアップの「アカクビナガハムシの幼虫」です。




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ヒメヒカゲは環境省のレッドデータの選定種。
昨年8月の見直しで絶滅危惧Ⅱ類からⅠ類に移された。
このチョウの絶滅の危険度がさらに高まったということだ。
人気blogランキングが上がるのは嬉しいことだが、
これは喜んでいる場合ではない。

ヒメヒカゲは氷河時代の生き残りで、高地の草原や湿地草原に棲み、
幼虫はおもにスゲ類を食べるジャノメチョウ科のチョウである。
乱開発、そして里山の崩壊で草原は急速に減少し、
ヒメヒカゲの住処は見る見る失われてしまった。

今頃がヒメヒカゲの成虫の発生のピーク。
自宅から車で30数分の有名な発生地に行ってみた。
ネザサやツゲの生い茂る丘陵地の草原のあちこちにその飛ぶ姿があった。
見渡せる辺りだけで百匹はいるに違いない。
これが絶滅危惧種かと疑われそうなその数。
だがそれは狭いこの場所だけの話しで、地形図で見ればペン先ほどの範囲に過ぎない。
周辺にこのような場所がポツポツと残るものの、
いても僅かな数が生き残っているだけになった生息地も多いという。
梅雨の晴れ間にひらひらと飛び回るチョウ達だが、
その先行きは極めて危うい所にあるようだ。
[Nikon D2X ED70-180mm F4.5-5.6D]


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by escu_lenta_05 | 2008-06-12 06:43 | チョウ

巨象の闊歩

第29回SSP展の御案内
日本自然科学写真協会の第29回SSP展は6月6日の東京を皮切りに、大阪、京都、宮崎、岡山など各地を巡回します。中村征夫、栗林慧、海野和男、竹内敏信などTVや写真雑誌でお馴染みのネイチャー系の写真家の作品も展示されますので、お近くの方は是非ご覧下さい。なお、私の写真は2月5日にアップの「アカクビナガハムシの幼虫」です。



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コナラの木の根元にオオゾウムシの群を見つけた。
2ペアは交尾姿勢で、あぶれ雄が一匹いた。
撮影を始めると、仲良し組は驚いて直ぐに地面にポロリと落ちてしまったが、
あぶれ雄だけが幹の上の方にどんどん登って行く。

オオゾウムシは日本のゾウムシ類の中では最も巨大な部類だ。
最大のものは(口吻を除いて)3㎝ほどになるから、
小振りなコクワガタ位のサイズは充分にある。
だから、幹を登る姿もなかなか堂々としたもので、
あぶれ者呼ばわりはちょっと失礼かもしれない。

林がこんな大型の昆虫で賑わい始めると、
里山の虫探しも一層楽しくなってくるのである。
[Nikon D2X ED70-180mm F4.5-5.6D]


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by escu_lenta_05 | 2008-06-11 06:01 | コウチュウ